更新:2024年8月10日
故人の遺品を専門業者などのサービスを利用してすすめることがより一般的になってきました。
亡くなった故人の住居への距離や遺品整理にかかる時間など様々な理由から遺品整理に第三者が関わることが増えています。
しかし、遺品整理はただの「不用品回収」ではありません。
遺族がはじめて直面することが多い遺品整理、分からないことばかりですし、依頼するとしたら費用感、相場など気になることも様々。
今日は、遺品整理の相場やポイントについて遺品整理を長年経験してきた「きずな屋」の専門スタッフが考えてみたいと思います。
目次
1.遺品整理の範囲はどこまで?
1-1不用品の回収
1-2ゴミの処分
1-3故人の遺品の受け渡し
1-4遺品の買取り
2.遺品整理の内容と相場
2-1作業する場所の広さ
2-2作業人数と作業時間
2-3家財の量
2-4ゴミ処理費用
3.オプションサービスについて知っておこう
3-1ハウスクリーニング
3-2骨董やブランド品などの買い取り
3-3お焚き上げサービス
4.訪問見積りでより具体的な料金の確認を
4-1書面だけでは見積り作成は難しい
4-2「訪問見積り」で確実な見積もりを
5.まとめ
1.遺品整理の範囲はどこまで?
遺品整理といっても、家の掃除、片付け、空き家の片付け等とどこが違うのか分かりにくいものです。
遺品整理サービスの内容をポイントに分けて簡単にご紹介します。
1-1 不用品の回収
まずは住人のいなくなった部屋の不用品の処分です。
持ち家か賃貸かにもよりますが、生前故人が使っていたものや不用品などを回収、または処分の仕分けもおこないます。
きずな屋では、不用品を価値のあるものとして買取サービスも遺品整理の行程と同時に行っています。
まだまだ価値の高い遺品を間違って処分してしまうことのないよう専門スタッフの仕分けと鑑定は「きずな屋」のスタッフの腕の見せ所です。
1-2 ゴミの処分
次はゴミの回収です。
亡くなった状況にもよりますが、家の中にあるゴミなどを全て回収していきます。
住居にはさまざまな物があり、処分するにはそれぞれ決めれた処分方法もありますので専門業者のノウハウが活きるポイントです。
ベテランスタッフが適切に仕分けを行うことで不用品の処分という非常に手間のかかる行程も着実に進めることができます。
トラックの手配や積み込みなど、大きな家財の処分などはご自分で進めるには人手の確保など非常に手間がかかる部分でもあります。
1-3 故人の遺品の受け渡し
故人の使っていたものを遺品として遺族にお渡しします。
あらかじめ形見分けなどをされている方もいますが、そうではない場合も多く形見として残しておいた方が良いものも見落としがちです。
たくさんの家財の中から思い出の品を見つけ出して遺族にお渡しするのも、遺品整理の大切な仕事です。
1-4 遺品の買取り
不用品や処分品など、個人の所持品の中にはまだまだ必要とする人がいたり再利用が可能なものがたくさんあります。
TVなどのメディアでも遺品の買取についての特集が組まれることもあり、遺品の買取を念頭にご依頼を検討されるかたも増えています。
きずな屋では、遺品の買取サービスを独自の方式で行っていますので、遺品整理が買取サービスとの併用で費用が安く抑えられたと喜ばれることも多いです。
2.遺品整理の内容と相場
それでは、遺品整理の基本的な料金についてご紹介します。
ここは業者により異なりますが、おおよその金額を掴んでいただけるのではと思います。
2-1 作業する場所の広さ
まずは実際に遺品整理をする場所です。部屋の間取りや広さにより金額が変わってきます。
- 1K~1LDK:¥30,000~150,000
- 2K~2LDK:¥90,000~300,000
- 3K~3LDK:¥150,000~500,000
- 4LDK以上:¥200,000~700,000
以上のような部屋数と値段になることが一般的です、部屋数が増えるほど料金は高くなります。
同じ部屋数で料金に開きがあるのは、部屋の面積やその他の条件によって料金が高くなるためです。
2-2 作業人数と作業時間
実際の作業人数や時間も重要です。
料金の中には部屋の間取りから算出した作業人数と作業時間が含まれています。
ワンルームの場合なら
- 作業人数:2~4人
- 作業時間:約2~6時間
くらいの想定です。
戸建ての場合は、だいたい3LDK以上の間取りになりますので、
- 作業人数:4~10人
- 作業時間:約5~15時間
と想定して設定しています。
ただし、あとで述べる家財の量や作業時間に制限がある場合は
作業人数を増やす必要がありますので、その分料金は上がってきます。
2-3 家財の量
次に整理する家財の量です。
ゴミだけでなく衣服や家電・家具などその範囲は多岐にわたります。
生活している時間が長ければ家財の量が増えますが、生活スタイルにより量は変わります。
量が多ければ運搬用のトラックも大きくなるので、料金が高くなります。
2-4 ゴミ処理費用
ゴミ処理にも費用がかかります。
不燃・可燃だけでなく、家電のリサイクル料金が発生します。
処理費用は依頼した遺族の負担となりますので、必ず押さえておきましょう。
3.オプションサービスについて知っておこう
遺品整理は、家財の整理や処分だけではありません。
遺品整理を行う中で住居の清掃や処分する遺品の扱いなど様々なことが必要になります。
オプションサービスを利用することで、遺品整理の後の住居の利用がスムーズに進みますので検討してみるのもおすすめです。
3-1 ハウスクリーニング
作業終了後の簡単な清掃は料金に含まれることも多いのですが、
追加でハウスクリーニングを希望する方もいます。
消臭や特殊な施工オプションがある場合もありますのでお部屋で気になることがある場合には相談してみてください。
3-2 骨董やブランド品などの買い取り
業者によっては、骨董やブランド品の「買取りサービス」をしてくれるところもあります。
ただし、買取りをするためには業者が「古物商」の免許を持つ必要があります。
適正に買い取ってもらうためにも依頼する際には確認しておきましょう。
「きずな屋」では遺品買取の専門スタッフがいますのでより幅広い遺品を買取させていただきます、
是非安心して買取鑑定をお任せください。
3-3 お焚き上げサービス
節句人形などの片付けは悩むところです。
気持ち的に「ただ捨てればいい」というわけにもいかない方がほとんどです。
業者によってはお焚き上げをオプションサービスとして付けているところもあります。
こういったサービスはご遺族にも好評です。
4.訪問見積りでより具体的な料金の確認を
費用がかかる遺品整理だからこそ、ムダな出費をしたくないものです。
業者に見積りをお願いすることは必須ですが、
よりきちんと見積りをするためのポイントについてご説明します。
4-1 書面だけでは見積り作成は難しい
「部屋の広さ」「作業可能日数」などを数字で伝えるだけでは
正確な見積りができるとは限りません。
建物は立体ですし、立地や周囲の状況、ゴミの量が把握できないので
見積り金額も標準的なものが基になるものです。
それでは、より詳しい見積りを出してもらうためにはどうしたらいいのでしょうか?
それが「訪問見積り」です。
4-2 「訪問見積り」で確実な見積もりを
訪問見積りとは、業者に直接現地を見てもらい見積もりを取ることです。
故人の住居の広さや環境、遺品整理をする物の量や大きさなど実際に専門のスタッフが見て判断することは非常に重要です。
また訪問や出張見積もりだけでなく、悪徳業者の見極めにも複数の業者の見積もりや対応を比較することも大事です。
もちろん「きずな屋」では、出張、訪問見積もりは無料ですし、即日でのご依頼も対応しております。
5.まとめ
ここまで遺品整理の簡単な流れや費用感、相場についてご説明してきました。
よく検討せずに進めてしまい無駄な出費や失敗があったりなど、遺品整理を進めるには苦労が絶えません。
故人の遺品を整理するという、故人やご家族にとって大事な時間でもあります。
そんな遺品整理を丁寧、適切に行える業者に依頼するためにはしっかりと検討、準備をすることが大切です。
遺品整理の専門家【きずな屋】は長年遺品整理という大事な人生の締めくくりを担当させていただいてきました、
丁寧、適切な遺品整理を続けてきたベテランスタッフが多数在籍しています。
見積もりから、不用品の回収、処分まで責任をもって担当させていただきますので、是非ご相談をお待ちしております。
この記事の監修者した人
株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。
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