更新:2024年5月10日
少子高齢化が進行する日本では、「終活」という概念が浸透し始めています。
終活とは、人生の終焉に備えるための活動を意味し、その一環として「生前整理」が含まれます。
遺品整理とは異なる特徴を持つ生前整理は、現在多くの関心を集めています。
今日は遺品整理・生前整理の専門家【きずな屋】のベテランスタッフが生前整理事情について考えてみたいと思います。
「自分が亡くなった後に家族に負担をかけたくない。」とお考えの方は、ぜひこの記事を参考にして、生前整理についての理解を深めていただければと思います。
1.生前整理とは
2.生前整理の進め方
2-1 貴重品をまとめる
2-2 処分するものと残すものを分類する
2-3 ノートをつける
2-4 高価なものの処分をする
2-4 電子機器のデータを処理する
3.生前整理のつまづきポイント
3-1 【生前整理のつまづきポイント】感情的になってしまう
3-2 【生前整理のつまづきポイント】物が多すぎる
3-3 【生前整理のつまづきポイント】家族とのコミュニケーション
4.まとめ
1. 生前整理とは
生前整理とは、「人生の終焉を迎える前に」、自分の財産や物を整理して処分することです。
これまで一般的には、亡くなった方の身の回りの物などを、遺品整理として遺品となった故人の財産や物を処分することが行われます。
しかし、生前整理を行うことで遺族の負担を軽減できるため、近年注目されTV番組などでも特集されることが増えています。
遺族の負担を減らすだけでなく、相続トラブルを未然に防ぐことや自分自身の心の整理をすることにも利点がある生前整理は、
ご自身、ご家族にとってとても大事なことではないでしょうか。
2. 生前整理の進め方
生前整理は、次の手順に従って進めると効果的です。
〇貴重品を整理する
通帳、印鑑、クレジットカードなどの貴重品を一か所にまとめましょう。
複数の場所に保管していると、紛失のリスクが高まるため、まずは一つの場所に集めることが重要です。
〇捨てるものと残すものを選別する
処分に躊躇することもあるかもしれませんが、1年以上使っていないものは思い切って処分することをお勧めします。
特に思い入れのないものは捨て、思い出のあるものだけを残しましょう。
〇記録を残す
自身の死後に備え、ノートにメモを残すことが推奨されます。
家族へのメッセージや自身の希望などを記載しておくと良いでしょう。
〇高価な品物を処分する
貴金属や宝石類などの高価な物品は早めに処分することをお勧めします。
これらを残しておくと相続税がかかる可能性があるため、早めに売却しておくと安心です。
〇電子機器のデータを削除する
パソコンや携帯電話には個人情報が多く含まれているため、もう使わない機器のデータは削除しておくと良いでしょう。
自身だけでなく友人の情報も含まれているため、慎重に処理することが大切です。
3. 生前整理のつまづきポイント
生前整理は、自分の死後に残された家族が不安を感じないように、自分の持ち物や財産を整理することです。
しかし、このプロセスは感情的にも物理的にも難しい場合があります。
以下は、生前整理を行う際によくある躓きポイントについての三つの段落です。
〇【生前整理のつまづきポイント】感情的になってしまう
生前整理を始める際、多くの人が感情やこだわりでなかなか進まないこともあります。
特に、長年にわたって集めた思い出の品々や家族から受け継いだ遺品など、個人的な価値が高いものを手放すことは困難です。
これらの品々は、単なる物ではなく、人生の大切な瞬間を象徴しているもの、整理する過程でも迷いや後回しにしてしまうことも。
〇【生前整理のつまづきポイント】物が多すぎる
生前整理を進める上で、もう一つの大きな問題は、単純に物が多すぎることです。
長年生活していると、知らず知らずのうちに多くの物を蓄積してしまいます。
これらを一つ一つ手放す作業は、時間がかかるだけでなく、どこから手をつけていいかわからないという負担を感じることがあります。
〇【生前整理のつまづきポイント】家族とのコミュニケーション
生前整理は個人的な作業であると同時に、家族とのコミュニケーションが必要な場面も多くあります。
家族間で価値観の違いや意見の対立があると、整理の進み方が停滞する原因になります。
また、ご家族にとっても大切なものをどのように扱うかについて話し合い、お互いに納得することは簡単なことではありません。
>>【参考コラム】
4. まとめ
今回は、生前整理の方法についてご説明しました。
貴重品を一か所に集めることから始め、高価なものの処分を優先し、最後に電子機器のデータを整理することが重要です。
東京都小平市を中心に、埼玉県、神奈川県、千葉県などで生前整理に関するご相談がある方は、ぜひお気軽に当社までご連絡ください。
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