更新:2023年6月15日
遺品整理で簡単に整理できないものの代表が「人形・ぬいぐるみ」です。
「おばあちゃんが大事にしていた」
「家族の思い出と一緒だから」
「人形は、おいそれと処分しづらい」
と、悩むご家族のお話を私たちはたくさん聞いてきました。
そこで、遺品整理という点から人形やぬいぐるみの整理方法についてご説明していきます。
ぜひ参考になればと思います。
目次
1.遺品整理やゴミ屋敷のなやみ、人形・ぬいぐるみ
1-1 家族の思い出は整理が難しい
1-2 人形とともに思い出を大切にする方法も
2.人形やぬいぐるみを整理する方法
2-1 人形供養・お焚き上げをしてもらう
2-2 施設などへ寄付する
2-3 オークションなどを通じてお譲りする
2-4 ゴミとして処分する
3.遺品整理時にもお気軽にご相談ください
3-1 遺品整理時にも対応可能です
3-2 まずはご相談&お見積もりを
4.まとめ
1.遺品整理やゴミ屋敷のなやみ、人形・ぬいぐるみ
人形は古くから「持ち主の災いを引き受けるもの」として、特別な存在でした。
その姿形からぞんざいに扱えず、どうしたらいいかお困りの方は多く、
遺品整理を専門とする弊社でも整理や片付けの際に取り扱うことが多い遺品です。
1-1 遺族、故人、家族の思い出は処分しづらい
人形やぬいぐるみは、家族の思い出と共にあります。
小さい頃に遊んでいたぬいぐるみや節句人形は、
遺族の思い出にもつながりますから「処分はちょっと…」と思う方も多いです。
また、お人形を「ゴミになんて捨てたらバチが当たりそう」とのことで、
具体的にどう整理したらいいか分からず、
私たちに電話で問い合わせたという方もいらっしゃいます。
1-2 人形とともに思い出を大切にする方法も
人形の整理についてお問い合わせがあった場合、
私たちがまずお話しするのは「いくつかは形見として手元に置く」ことです。
全てを受け継ぐことはできなくても、お人形が手元にあることで故人を思い出せるので、
ご家族にも受け入れやすいようです。
また、故人と親しくしていた方に「ご迷惑ではない」範囲で形見分けするのもひとつの方法です。
そのうえでまだお人形があるのでしたら、
その整理方法についてご相談に乗るようにしています。
2.人形やぬいぐるみを整理する方法
ある程度ご自分で整理ができたところで、
それでも人形の整理が必要になった場合についての整理方法についていくつかご紹介します。
特に節句人形は「子供の災いを引き受ける」という意味合いもあるため、
できれば丁寧に扱いたいものです。
2-1 人形供養・お焚き上げをしてもらう
人形を神社やお寺などで供養のうえ、お焚き上げをしてもらいます。
調べてみるとかなり人形供養を受け付けている神社やお寺はあります。
県外からの郵送も受け付けている所もありますので、
ご自分のタイミングに合ったところにお願いするといいでしょう。
有名な所では東京都にある「本寿院」などがあげられます。
人形を供養してもらえるということで、節句人形や日本人形などをお願いする方が多いと伺っています。
受付方法などについては各神社・寺院にお問い合わせください。
2-2 施設などへ寄付する
お人形やぬいぐるみなどは、状態が良ければ施設などへ寄付する方法があります。
ずっと眠っていたお人形が、また誰かに遊んでもらえるのは嬉しいことではないでしょうか?
近くに施設などがあれば検討してみてください。
「施設が見つからない」「施設との交渉に時間がかかりそう」という方は、
「国際子ども友好協会」などの団体で人形の寄付を受け付ける活動もしています。
お問い合わせしてみるのも一つの方法です。
2-3 オークションなどを通じてお譲りする
故人がアンティーク人形などのコレクターだった場合、
所有していた人形が非常に希少なものである可能性があります。
そういった人形の場合は、オークションサイトなどに出品して他の愛好家にお譲りするという方法があります。
テディベアやビスクドールが有名ですが、
バービー人形やリカちゃん人形なども愛好者は多いです。
時間はかかりますが、ぜひ検討してみてください。
2-4 ゴミとして処分する
以上のようにご紹介した方法で整理した後で、
状態の良くないものはゴミとして処分する形になります。
その場合も顔の部分をティッシュペーパーなどで覆ったり、
人形だけ別の袋にするなど他のゴミと一緒にしないようにして処分するようにしましょう。
最後まで故人と共にあったことに感謝しながら処分すれば、
きっとお人形たちも「いいよ」と言ってくれるのではないでしょうか。
3.遺品整理時にもお気軽にご相談ください
遺品整理を専門業者に依頼される方も増え、
弊社でもお見積りの依頼など様々なお問い合わせをいただきます。
お人形のことについても相談されることも多数ありますが、
遺品整理のベテランスタッフが在籍する弊社では最適な方法をご提案することができます。
3-1 遺品整理時にも対応可能です
遺品整理の際に故人が大切にしていたものの中でも、
人形やぬいぐるみは特に大切に取り扱わなければならないもの。
業者によっては何の知識もなくただゴミとして処分してしまうようなところもある旨を聞いております。
業者を選ぶ際に、「人形があるのだが、具体的な整理の方法を教えて」などの内容でご相談してみてください。
あいまいな答えを返してくるようであれば、依頼をするのはやめておいたほうがいいでしょう。
遺品に対し敬意と適切な知識を持った業者にお任せするようにしてください。
3-2 まずはご相談&お見積もりを
遺品整理のときに「人形も整理したい」などの具体的なご相談をいただくのも大切です。
遺品の種類は、故人によって違うものです。
遺族が家財をより具体的に把握していますと、私たちもご相談に乗りやすいのです。
しっかりお時間を取りカウンセリングをさせていただきますと、
見積りの金額もより具体的になりますし実際の作業もスムーズになります。
まずは私たちスタッフにお問い合わせくださると嬉しいです。
>>【参考コラム】
遺品整理を業者に依頼できるの?
4.まとめ
ここまで、人形やぬいぐるみに関する遺品整理の方法についてご説明してきました。
数ある遺品の中で、特に遺族も思い入れの深いのが人形やぬいぐるみといえます。
そんな思いのつまった品物は、遺品整理の現場においても
より丁寧に取り扱わなければならないと私たちは考えています。
遺品整理を専門とする業者だからこそ、
故人とその遺品に対して敬意をはらい大切に整理させていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください。
きっとご遺族のお力になれると思います。
この記事の監修者した人
株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。
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