ゴミ屋敷はカビがいっぱい!片付けのポイントとカビ対策

更新:2023年6月23日

梅雨の季節は、大量のゴミをカビの温床にしてしまいます。

カビは色々な種類がありますが、建物や家財を痛めるだけでなく住人の健康も悪くしてしまいます。

大量のゴミを抱えたゴミ屋敷はとにかく危険!すぐにゴミ処理とカビ対策をしっかり行いたいものですね。

この記事を活用していただき、住みやすく気持ちのいい環境に整えましょう。

 

ゴミ屋敷のカビ対策

 

 

1.カビを放っておくと、建物も身体も健康を損ねます

梅雨の時期、私たちがドラッグストアで気になるのが「カビを撃退」などの文字が書かれたカビ取り洗剤です。

湿気を好み、建物や食品を腐敗させてしまう「カビ」。

梅雨の季節に撃退しておきたい理由を解説していきます。

 

1-1 梅雨の時期は、カビが大量発生しやすい

カビが好む環境は、

〇気温20℃・湿度60%
〇光や風の通りが悪いところ

とされています。

この条件ができやすいのが梅雨の時期。

雨の多い天候がカビの大好きな環境を作り出してしまいます。

さらに湿度60%を超えると、カビの繁殖スピードは速くなると言われています。

つまり梅雨の時期はカビができやすく、さらに大量発生しやすいのです。

 

1-2 カビを放っておくと、病気や建物が傷む原因に

雨が続くと、日差しが入りにくくなってしまい換気もしづらくなります。

食品にカビができてしまうと食中毒の原因になりますし、

その他にも身体の中にカビの胞子を吸い込んでしまうことで

気管支炎などを引き起こす恐れもあります。

また、カビは健在に繁殖すると柱や床を腐らせてしまい、家を傷めてしまいます。

その結果住める状態ではなくなってしまうおそれもあります。

カビを甘く見てはいけないのです。

 

2.ゴミ屋敷を掃除するだけではカビは残る

大量のゴミを抱えたお宅でも「掃除はしています」という方はおられます。

でもカビ対策という点では、それだけでは不十分です。

カビの温床を退治するだけでなくカビを徹底的に除く作業が必要になります。

 

ゴミ屋敷のカビ掃除

 

2-1 「掃除しているから」だけでは不十分

私たちがご家族から依頼を受けて現地を訪問した場合、

住人の方から「掃除はしてます」というお話もいただきます。

でもこれはあてになりません。住人が掃除をしているといっても、

ほとんど床面が見えないような部屋では掃除できる範囲も限られます。

せいぜい「モノを避けておく」くらいです。

また、湿気を吸い込んだ布団や大量のゴミはカビの温床です。

それらがある以上は根本的な解決にはなりません。

 

2-2 カビの温床=大量のゴミ!片付けてから徹底クリーニング

このような家は、まずカビの温床となる大量のゴミを片付けます。

布団なども表面は目立たなくても裏面にカビがびっしり…

という状態ですので、処分することが多いです。

ゴミを全て片付けても、梅雨の時期はここからさらに徹底的な清掃をする必要があります。

現状で発生しまっているカビをきちんと取り除き、

ようやく落ち着いて過ごせる家になるのです。

 

3.大量のゴミを片付けて、梅雨の時期もすっきりと

梅雨の時期は、「ゴミ屋敷の片付け」についてお問い合わせが多くなる時期でもあります。

この時期のゴミ片付けはとにかくスピード重視です。

そんな時期のゴミ処理とカビ対策についてのポイントを解説します。

 

梅雨のゴミ屋敷清掃

 

3-1 ゴミの片付けは天気がポイント!

梅雨の時期は、とにかく作業できる日数が限られます。

貴重な晴れの日を活用しゴミを片付けましょう。

同時に窓を開けるなど換気をすることができるので、

それだけでもカビ対策になります。

ただし、それを個人でやろうとすると一日では終わりません。

作業スピードという点では、業者に依頼するのが一番です。

 

3-2 ゴミ処理も清掃も、専門業者にお願いしよう

ゴミ処理とカビ対策を同時に行いたいのなら、

どちらも業者に依頼するのがおすすめです。

作業員がゴミを片付け、トラックで運び出しますので

一気に大量のゴミを片付けることができます。

少ない時間で部屋をカビの発生源を取り除くことができます。

さらにハウスクリーニングを行い、

カビを徹底的に除去のうえ防カビ処理をしてもらいましょう。

費用はかかりますが、住人の健康と建物の安全を守ることができ安心です。

できれば、ゴミ片付けとハウスクリーニングは別々の業者に依頼しましょう。

「2つとも自分で探すのは大変」ということであれば、

ゴミ処理を依頼する際に相談してみるのも一つの方法です。

 

>>【参考コラム】
東京都でゴミ屋敷片付け業者をお探す方法

 

4.まとめ

ここまで、ゴミ屋敷の片付けとカビ対策についてご説明してきました。

この時期にゴミを片付ける際には、片付けだけでなくカビ取りや防カビ処理が必要になります。

作業ができる日数が限られてくる中でこれらを行うのなら、

どちらも専門業者にお願いするのが一番です。

とにかくスピードを重視しましょう。

まずは業者へのお問い合わせからです。

信頼できる業者を選べたら、ハウスクリーニングについてもご相談ください。

私たちもお力になれると思います。

ぜひすっきりとした部屋にして、梅雨のジメジメを乗り切りましょう!

 

この記事の監修者した人

この記事の監修者

株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満

遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。

 

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