更新:2024年1月24日
家族が亡くなった場合に家財などの片付けをするのが遺品整理なのですが、
必要な確認を怠ってしまって困ったことになったというお話はよく耳にします。
ここでは、遺品整理で捨ててはいけないものの中で「支払い」に関するものについてご説明します。
遺品整理はとかく後でトラブルが起きやすいものです。この記事が、遺品整理時のお役に立てれば幸いです。
1.意外と見落としがちな故人の支払い
1-1 亡くなった後の支払いは遺族が行うことが多い
1-2 解約手続きはすみやかに
2.意外!家の中には「借り物」も多い
2-1 介護用品は、ケアマネジャーなどと確認しよう
2-2 延滞料金には注意が必要です
3.支払いのトラブルを少なくするポイント
3-1 まずは郵便物の保管から
3-2 トラブル回避のため、弁護士に相談しておく
4.まとめ
1.意外と見落としがちな故人の支払い
故人も亡くなるまでは普通の生活を送っていたのですから、日々の支払いはあって当然のことです。
しかし本人が亡くなってしまうと見落とされてしまうのが支払いです。
ここでは公共料金などの支払いについてご説明します。
1-1 亡くなった後の支払いは遺族が行うことが多い
故人が一人暮らしであれば、水道や電気などの公共料金が発生します。主なものを以下にあげます。
● 公共料金(水道・ガス・電気料金)
● 通信費(電話・スマートフォン・インターネット)
● レンタル料金
● スポーツジムなどの会費
今は高齢の方でもインターネットを利用しますし、
健康維持のためスポーツジムに入会するなど様々なサービスに加入しています。
家族が遠方に住んでいる場合は全てを把握することも難しいため、請求書が来てはじめて気づくという事も多いです。
生活に干渉しすぎるのも良くないでしょうが、あらかじめ実家などの支払い状況についてざっくり聞いておくことをおすすめします。
そして、支払いが発生していれば利用分に関して遺族が支払うことになります。
1-2 解約手続きはすみやかに
請求が来ている分については支払いが必要ですが同時に解約手続きも行う必要があります。
できれば新たな請求を発生させないようすみやかに解約手続きを行いましょう。
故人あてに届いた郵便物はすぐに捨てずに確認し、支払いや解約手続きをします。
「亡くなったから全て不要」と思うことが、一番危険な考えです。
確認を怠ったことで自分が思わぬ出費やトラブルに巻き込まれることにもなりますから、郵便物はしっかりと保管しましょう。
2.意外!家の中には「借り物」も多い
意外かもしれませんが、家の中にはレンタル品が意外と多いのです。
自力で購入せずレンタルで済ませるという考えも広まっています。
レンタル品は当然ながら故人のモノではありませんので、遺品整理の対象にはなりませんので注意が必要です。
ここでは意外と見落としがちなレンタル品について説明します。
2-1 介護用品は、ケアマネジャーなどと確認しよう
レンタル用品で思いつくのは大型の介護用品でしょう。
特に自宅で療養していた場合は注意が必要です。
ケアマネージャーなどとやり取りをしていたのなら、ぜひ一緒に確認をおすすめします。
そしてレンタル料金の残額や退会手続き、レンタル用品の返却などを進めていきましょう。
万が一知らずに処分をしてしまうと、弁償金を請求されてしまうおそれもあります。
2-2 延滞料金には注意が必要です
月ぎめで会費を払っているものはまだ確認しやすいのですが、
レンタルDVDを借りたまま放置している場合もあります。
突然亡くなってしまう場合は、そのようなものも放置されがちになります。
このような場合は期日までに返却しなければ当然延滞料金が発生しますので注意が必要です。
諸手続きで忙しくて返却できず、ようやく返却した際には多額の延滞金を支払うことになったというお話も良く聞きます。
また遺品整理前に確認をしておくと業者とのトラブルも回避できます。ぜひ確認をお願いいたします。
3.支払いのトラブルを少なくするポイント
「もう亡くなっているんだから」という理由で支払いを滞らせてしまい、
トラブルになったというお話は、ご相談いただいた方々からよく聞くものです。
故人の支払いが滞れば、それは負債として遺族が支払うこととなります。
ここでは、支払いに関してトラブルを少なくするためのポイントについてご説明します。
3-1 まずは郵便物の保管から
故人が生活のためにどのくらい支払いをしていたかを確認できるのが、
公共料金の払込証や請求書などの郵便物です。
まずは面倒がらずにこれらの郵便物や書類をすべて保管・確認しましょう。
できれば他の遺族にも協力してもらうと、見落としがより少なくなります。
「どうせゴミだから」と勘違いしてはいけません。様々な手続きが終わるまではしっかりと保管しておきましょう。
3-2 トラブル回避のため、弁護士に相談しておく
相続や死亡時の諸手続きは、何かと分かりづらいものです。
また相続は親族間のトラブルを招きやすいので、第三者として弁護士を依頼しておく方も増えてきました。
レンタル品の延滞料金や不当な料金請求があった場合に弁護士を立てておくことで、
トラブルが大きくなることを防ぐこともできます。
私たちは法律の専門家ではありませんので、専門的なことはお力になれませんが、
過去の様々な案件からアドバイスすることもできます。
遺品整理前であっても、お気軽にご相談いただければ幸いです。
>>【参考コラム】
4.まとめ
ここまで、支払いに関するものがいかに重要かご説明してきました。
現代は様々なサービスがあり、それらを利用していない方がいないほどです。
遺族の方にとってそれらを死後に把握することはとても大変な作業だと思います。
遺品整理は、これらの事前の作業がきちんと終わっていればとてもスムーズに作業できますし、のちのトラブルも避けることができます。
ぜひこの記事をお読みいただいて役立てていただければ嬉しいです。
この記事の監修者した人
株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。
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