更新:2024年5月1日
ゴミが多くて散らかっている家を「ゴミ屋敷」と呼ぶと、人々は生活ができないほどの極端な状況を想像するかもしれません。
しかし、実際にはゴミ屋敷の程度には差があります。
今回は、ゴミ屋敷の状態や片付けの適切な始め方についてゴミ屋敷片付けのプロきずな屋の担当スタッフが開設したいと思います。
1.ゴミ屋敷の深刻度
1-1 【ゴミ屋敷深刻度1】 床が部分的に見える状態
1-2 【ゴミ屋敷深刻度2】床の大部分がゴミで覆われている状態
1-3 【ゴミ屋敷深刻度3】歩くスペースがほとんどない状態
1-4 【ゴミ屋敷深刻度4】室内外にゴミが溢れている状態
2.ゴミ屋敷はどこから片付ける?
2-1 【ゴミ屋敷どこから片づける?】玄関から始める
2-2 【ゴミ屋敷どこから片づける?】床に直置きしているものから
3.ゴミ屋敷片付けの3つのコツ
3-1 【ゴミ屋敷片付けのコツ】収納グッズを新しく買わない
3-2 【ゴミ屋敷片付けのコツ】物を捨てるルールを設ける
3-2 【ゴミ屋敷片付けのコツ】片付けの範囲と時間を決める
3.まとめ
1、ゴミ屋敷の深刻度
ゴミ屋敷の状況は、家庭によってさまざまです。ここでは、ゴミ屋敷の状態を段階的に解説します。
1-1【ゴミ屋敷深刻度1】 床が部分的に見える状態
この段階では、ゴミ屋敷への入り口とも言えます。
床の一部が見えるものの、散らかりが目立ち、食品の空き容器やペットボトルが点在しています。
ここでは、ゴミを分類し始めることが重要です。
まずは明らかにゴミとわかるものから処分し、床が見えるスペースを広げていくことが推奨されます。
【ゴミ屋敷深刻度2】床の大部分がゴミで覆われている状態
この段階になると、床の大部分がゴミで覆われ、移動も困難になります。
ゴミ袋が10個以上に増え、生ゴミが放置されるなど、衛生面での問題が顕著になります。
この状態では、毎日数時間を定めて、ゴミの分類と処分を行うことが大切です。
大きなゴミ袋を用意し、種類ごとに分けて処理を進めましょう。
【ゴミ屋敷深刻度3】歩くスペースがほとんどない状態
この段階では、床がほぼ完全にゴミで覆われ、日常生活に支障をきたしています。
自力での片付けが困難なため、清掃の専門家に依頼することが望ましいです。
特に、家具や大型のゴミが多い場合は、専門家による効率的かつ安全な清掃が可能です。
【ゴミ屋敷深刻度4】室内外にゴミが溢れている状態
この段階は、ゴミ屋敷の中でも最も深刻な状態です。
室内だけでなく、庭や玄関までゴミが溢れており、悪臭や害虫が周辺にも影響を及ぼしています。
自力での片付けがほぼ不可能なため、速やかに清掃の専門家に依頼することが必要です。
また、行政の介入がある場合もあり、早期の対応が必須です。
2,ゴミ屋敷はどこから片付ける?
ゴミ屋敷の片付けを始めるには、まず最初に適切なスタートポイントを見つけることが肝心です。
どの部屋から手をつけるかは、その家の状態によって異なります。
以下に、家全体が汚部屋状態の場合と、特定の部屋だけが混乱している場合の2つのアプローチ方法を紹介します。
【ゴミ屋敷どこから片づける?】玄関から始める
家全体がゴミ屋敷状態の場合、まずは玄関から片付けを始めましょう。
玄関は家の入口であり、ここをきれいにすることで、ゴミの出し入れがしやすくなります。
また、清潔な玄関は片付ける気持ちを高める効果もあります。
ゴミをスムーズに捨てるためにも、玄関近くにゴミをまとめて保管しましょう。
外に物を出している場合は、まず外の片付けから始めて、その後玄関に移りましょう。
【ゴミ屋敷どこから片づける?】床に直置きしているものから
家全体ではなく特定の部屋が汚部屋の場合、床に直置きしているものから片付けを始めます。
床や机、椅子の上など、本来の収納場所に収まっていないものを中心に整理しましょう。
特に、1年以上使っていないものや状態が悪いものは処分を検討します。
例えば、服がクローゼットに収まっていなければ、床に置かれた服や吊るされた服から整理を開始します。
本や雑誌が山積みになっている場合も、本棚に収まる範囲で整理を進めましょう。
3,ゴミ屋敷片付けの3つのコツ
収納グッズを新しく買わない
収納グッズの購入は、一見すると整理に役立つように思えますが、実際には物を増やす原因になりがちです。
新しい収納グッズを購入する前に、まずは既存の物を最大限に活用することを考えましょう。
物を捨てるルールを設ける
物を手放す際のルールを設定することは、効果的な片付けに不可欠です。
例えば、「1年以上使っていない物は処分する」「壊れた物はすぐに捨てる」などの
シンプルなルールを設けることで、物の量を適切に管理しやすくなるでしょう。
片付けの範囲と時間を決める
片付けを始める前に、その日の範囲と時間を決めておくことも重要です。
例えば、「今日はクローゼットを30分整理する」のような具体的な目標を立てることで、効率的に作業を進められます。
また、一度にやりすぎないように気をつけて、徐々に範囲を広げていくことで、片付けを継続していくことができます。
>>【参考コラム】
4,まとめ
ゴミ屋敷の片付けは、初めは難しく感じられるかもしれませんが、適切な方法と段階的な進め方を理解することで、着実に進められます。
今回の解説では、ゴミ屋敷の深刻度ごとの対処法、始める場所の選び方、そして効果的な片付けのポイントを紹介しました。
ゴミ屋敷の問題は向き合うことが大変な課題です、
専門家のきずな屋では無料見積もりなど様々な方法でお客様のゴミ屋敷問題をお手伝いさせていただきます、
お気軽にお問合せ、ご連絡ください!
この記事の監修者した人
株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。
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