更新:2024年11月1日
近年デジタル遺品といわれるものが、遺品整理の中で注目されるようになってきています。
扱ったことのない電子機器類やデバイス、オンラインアカウントなど、
様々なデジタル関連の遺品があり見過ごされがちです。
特に故人の所有していたスマホ(スマートフォン)には、
デジタル遺品に関連するデバイスから各種オンラインのアカウント等あらゆるものが関わってきます。
今日は、遺品整理の際に困る、その遺品のスマホについて「きずな屋」の専門スタッフが考えてみたいと思います。
1.デジタル遺品~スマホをどうする
1-1 計画を立てる
1-2 家族と協力する
1-3 専門業者の利用
1-4 デジタル終活
2.デジタル遺品~スマホの処分
2-1 スマホに残された個人情報
2-2 把握していないオンラインアカウント
2-3 SNSなどのアプリ
3.デジタル遺品~スマホ関連のトラブル
3-1 有料サービスの解約ができない
3-2 パスワードが違っていた
3-3 予期しない情報が発覚
4.まとめ
1.デジタル遺品~スマホをどうする
故人の使用していたスマホはとても重要なものです。写真や連絡先、メッセージ、アプリ情報など個人情報をはじめ
大切なデータが多数含まれていて、適切な管理や処理をする必要があるものです。
そんなスマホをどのように整理していけばよいのでしょうか。
1-1 計画を立てる
のこされたスマホをどのように保管、処分するのかなど、まずは目的を整理することが重要です。
保管する場合には最低限オンラインアカウントの停止など、やっておかなければ後々問題が起きてしまいそうな点が無いかなど確認が必要です。
処分する場合にはスマホ内の個人データを適切に消去するなど漏洩のリスクにも対処しなければなりません。
1-2 家族と協力する
ご家族の中で実は、こんなアカウントがあった、サービスを利用していたなど、いままで知らなかった情報があったりすることも。
電子機器の取り扱いが苦手な方は特に一人で進めようとせずに相談しながらはじめることもおすすめです。
1-3 専門業者の利用
スマホなどのデジタル製品は特に専門的な言葉などが溢れていて、聞きなれない手順に辟易してしまう方も多いでしょう。
データの消去など専門的な作業には専門業者を利用することも一つの手です。
1-4 デジタル終活
自分の使用しているスマホはご自身の死後どうなるのか?自分しかしらないアカウントやパスワードなどどうすれば良いかなど不安になる点も多いデジタル製品。
最低限ご自分のしようしているスマホの情報などはパスワードが後から分かるようにしておくなど、親族が後から整理する際に負担にならないようにしておくことも必要です。
2.デジタル遺品~スマホの処分
デジタル遺品のスマホ、特にスマホ内のデータの安全性に注意が必要です。
写真や連絡先、メッセージなど重要なデータをバックアップをし、端末の初期化など、個人情報を完全に削除しなければなりません。
クラウドやアカウントのログアウトも忘れずに行いましょう。特に金融関連のアプリはデータ削除後、アカウント解約を確認することが重要です。
2-1 スマホに残された個人情報
スマホには多くの個人情報が残されており、その取り扱いには注意が必要です。
連絡先や写真、メッセージ、アプリ内のデータ、さらには銀行やショッピングサイトの情報が含まれることもあります。
2-2 把握していないオンラインアカウント
ログイン情報を確認し、必要なデータを保存しておきましょう。その後、各サービスのルールに従い、アカウントの解約や削除を進めると安心です。
事前にデジタル遺品の管理について話し合っておくことで、家族の負担を減らし、スムーズな対応が可能になります。
2-3 SNSなどのアプリ
デジタル遺品の中でも残されたSNSの問題は近年とても重要になっています。
サービスごとの規約などに沿って適切に処理する必要がありますが、プライバシーに関わる部分も多く難しい作業です。
3.デジタル遺品~スマホ関連のトラブル
デジタル遺品のスマホは、いくつかのトラブルが起こる可能性があります。
たとえば、SNSやアプリの情報が第三者に悪用されることや、パスワードが分からず大切なデータにアクセスできないことがあります。
また、契約がそのままになっていると料金が発生する場合も。
こうした問題を防ぐためには、早めにデータを整理し、アカウントの管理や解約を進めることが安心につながります。
3-1 有料サービスの解約ができない
スマホから利用していた有料サービスがあることが分かっても、どのサービスにどんなパスワードで利用していたのか等、様々な問題がおきてしまいます。
有料サービスは解約までの手順も複雑ですし苦労することが多い作業でもあります。
3-2 パスワードが違っていた
オンラインアカウントなどの情報も事前に共有されていたとしても、実はそのパスワードが間違っていてログインできず困ったということも。
実際にログインができる状態なのか確認しておくことも重要です。
3-3 予期しない情報が発覚
もし故人のスマホやSNSを整理のために見てみると、知りたくなかった故人のプライバシーに直面してしまうことがあります。
故人がなくなった心理的な負担とあわせて残された親族の負担になってしまう場合もあります。
>>【参考コラム】
4.まとめ
扱ったことのない電子機器類やデバイス、オンラインアカウントなど、自分のスマホでも良くわからないことが多くあるものですが
故人のものとなると様々な苦労がおきてしまいます。
放置するわけにもいかない故人のスマホですが、準備をしっかりして適切に整理していただきたいと思います。
デジタル遺品やスマホの処分に困った際には進め方のアドバイスなどもさせていただきますので、
ベテランスタッフが多数在籍し実績豊富な、「きずな屋」にお気軽にご相談ください。
遺品整理の専門家「きずな屋」のスタッフが、お気軽にご相談、お問い合わせお待ちしております。
この記事の監修者した人
株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。
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