空き家になった実家の遺品整理の進め方とは?

更新:2025年9月10日

実家や親族の住居が空き家のまま放置されていませんか?

時間が経つほど住居の劣化や管理の手間の増加、近隣トラブルなどのリスクは高まります。

遺品整理は「思い出の場所を守る」「安心して空き家を管理する」ために欠かせない大切な作業です。

しかし、遠方に住んでいたり、仕事で時間が取れなかったり、何から手をつければいいか迷ってしまう方も多いと思います。

私たちきずな屋は、経験豊富な遺品整理のプロとして、丁寧かつお客様に寄り添った遺品整理を日々ご提案しております。

今日は、空き家になった住居の遺品整理について「きずな屋」のベテランスタッフが考えてみたいと思います。

 
空き家になった実家の遺品整理の進め方とは?
 

 

 

 

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1. なぜ「空き家の遺品整理」は放置できないのか

実家が空き家になった場合、つい「時間があるときに片付ければいい」と先延ばしにしてしまいがちです。

しかし、空き家を放置すると、想像以上のリスクや負担が発生します。私たちきずな屋でも、長年現場を見てきた経験から、早めの整理をおすすめしています。

1-1 放置によるリスク

長期間誰も住んでいないと、建物や庭の老朽化が進み、近隣とのトラブルの原因になることもあります。

空き家にゴミが溜まって害虫やカビが発生したり、不法投棄や侵入被害が起きたりするケースもあります。

1-2 早めに整理を始めるメリット

整理を後回しにすると、不要品が増え、処分費用や搬出費用も高くなりがちです。早めに始めることで、処分費用を最小限に抑えることができます。

長期間放置された空き家では、建物の劣化やゴミの放置、害虫の発生などのリスクが高まります。早く整理することで、転倒や事故などの危険も減らせます。

 
遺品整理を始める前に確認すべきこと
 

2. 遺品整理を始める前に確認すべきこと

2-1 遺品整理について家族、親族と相談

遺品整理は他の相続人への相談をせずに独断で整理を進めてしまうと、誤解や疑いを招き、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

遺品整理後の遺産分割協議を円滑に進めるためにも、整理を行う際は必ず他の相続人と話し合い、同意を得ながら作業を進めることが大切です。

2-2 遺品整理の目的をはっきりと

まず最初に、遺品整理を行う目的をはっきりさせましょう。

故人の思い出を大切に保管すること、家の物理的なスペースを整理すること、遺族自身の心の整理を進めることなど、目的は人それぞれです。

整理の目的を明確にすることで、作業の方針や進め方が自然と見えてきます。

さらに、整理を始める前に心の準備を整えることも大切です。

感情的な負担を少しでも減らすために、焦らず時間をかけて自分自身の気持ちを落ち着けてから取りかかると、作業をスムーズに進めやすくなります。

 

3. 実家の遺品整理の進め方

3-1 貴重品・思い出品を分別する

通帳や印鑑、権利書などの貴重品や無くなると困る遺品を慎重に確認しましょう。

写真や手紙などの思い出の品は、家族と相談しながら残すものを決めると後悔がありません。感情の整理をつける大切な時間にもなります。

3-2 残った家財を「残す/処分する/譲る」に仕分け

生活用品や家具・家電などは、必要なものと不要なものを分類します。

状態の良いものは譲渡を検討し、使わないものは処分リストへ。家族全員が納得できる形で進めることがポイントです。

3-3 不用品の処分・リサイクル・寄付を行う

不要になった品は、適切な方法で処分、廃棄したり、リサイクル業者や自治体の回収サービスを活用しましょう。

再利用できる物は寄付に回すのも良い方法です。廃棄だけでなく、次の人につなぐ形にすることで心の整理にもつながります。

3-4 家屋、住居の清掃

家財や遺品が整理できた後は、家全体の清掃を行いましょう。

長年のほこりや汚れを取り除くことで、次の活用や売却準備がしやすくなります。

業者に依頼すれば、消臭やクリーニングなどプロならではの対応してもらえることもあります。

 

4. 自分で片付ける?専門業者に依頼する?

遺品整理というと自分でおこなうイメージを持たれる方、専門業者に依頼するという方、

様々な遺品整理の形があるかと思います。

ここではそれぞれのメリット、デメリットを考えてみましょう。

4-1 自力で行う場合

メリット:費用を抑えられる
費用を大きく抑えられるのが最大の利点です。自分のペースで進められるため、思い出の整理を丁寧に行いたい方には向いています。

デメリット:時間がかかる、体力・精神的負担が大きい
遺品や家財の分別や搬出に時間がかかり、重い荷物の運搬など体力的にも負担が大きいです。
思い出の品を前に手が止まり、精神的にも疲れてしまうことがあります。

4-2 業者に頼む場合

メリット:仕分け・搬出・清掃・供養まで一括対応
仕分けから搬出、清掃、供養まで一括で任せられるため、短時間で整理が完了します。専門スタッフが丁寧に対応するので、安心して任せられます。

デメリット:費用はかかりますが、見積もりで事前に確認可能
費用はかかりますが、作業内容や金額は事前の見積もりで確認できます。信頼できる業者を選べば、料金に見合う安心と確実な作業が得られます。

 
空き家の遺品整理の進め方
 

5. 専門業者に相談して、無理なく整理を進めよう

5-1 時間と手間を大幅に削減できる

遺品整理は、想像以上に時間と労力がかかります。

一つひとつの品を確認し、仕分け、運び出す作業も、ベテランスタッフが担当すれば丁寧かつ的確に整理がすすみます。

また複数名のスタッフによる効率的な作業が可能です。

重たい家具や大型家電の搬出もスムーズに進み、遺品整理にかかる様々な手間を軽減できるでしょう。

5-2 価値ある品や思い出の品を丁寧に見つけ出してくれる

経験豊富な専門業者であれば、空き家に残された家財の中から大切な遺品や品物を一つひとつ確認し、

「残すもの」「供養するもの」「買い取りできるもの」などを丁寧に仕分けてくれます。

故人のコレクションや記念品を誤って処分することもなく、必要に応じて適正な査定・買い取りを行うことも可能です。

 

>>【参考コラム】

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6. まとめ

空き家になった実家の遺品整理は、単なる片付けではなく、家族の思い出と向き合う大切な作業です。

遠方や時間がない場合は、きずな屋のような専門業者に相談するのが効率的で安心です。

経験豊富な専門業者なら、遺品の仕分け・搬出・ゴミや不用品の処分まで任せられ、お客様の心身への負担を大幅に軽減できます。

「実家の片付けが進まない」「どこから手をつければいいかわからない」…そんな方は、まずは無料相談・見積もりから始めてみてはいかがでしょうか。

私たち「きずな屋」の経験豊富なスタッフが、お客様の故人との思い出を大切にしながら遺品整理のお手伝いをいたします。

 

この記事の監修者した人

この記事の監修者

株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満

遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。

 
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