更新:2022年11月6日
今、遺品整理に頭を悩ませる方が増えています。
業者に依頼するにも遺品を処分するにも費用がかかり、
遺品の量によっては数十万~100万円近い費用がかかることもあるでしょう。
遺品整理を少しでも安価に行うには、遺品を買取してもらうのがおすすめです。
この記事では、遺品整理で遺品買取を行うメリットや、買取可能な遺品の特徴を紹介します。
遺品の売却は法的に可能
遺品とは、故人が残した
現金や有価証券、不動産以外の総称です。
「遺産」は法律や故人の遺言に沿って
法定相続人が相続しなければなりません。
しかし、遺品は誰がどのように処分しても自由です。
たとえば、故人と同じ趣味の人が趣味の道具を譲り受けることもできます。
遺品の売却も問題ありません。
遺産相続をする前に売却することも可能です。
ただし、ブランドバッグ・宝飾品・書画骨とう品の中には、
資産価値が高く「遺産」としてみなされることもあります。
したがって、資産価値の高いものは売却した費用を
「遺産」として分割することも考えて売却する方もいます。
売却できる遺品の一例
ここでは、売却できる遺品の一例を紹介します。
遺品整理をする際にこれらの遺品がある場合は、
いちど査定に出してみましょう。
書画・骨とう
骨とう品や美術品を収拾している方は多いです。骨とう品や美術品の中には、数千万円を超える高価なものもありますが、個人が所蔵している可能性は低いでしょう。一つ数十万円程度のものならば、遺品として処分しても大丈夫です。一つ一つの価格は低くても、まとまって売却すれば、それなりの値段がつくこともあります。
ブランド品
ブランド品というと服やバッグがイメージされますが、実際は食器、家具、スポーツ用品など多岐にわたります。同じ品物でもブランド品とノーブランド品では価格が2倍以上違うこともあるでしょう。また、ブランド品には「期間限定で販売されていた品」や「人気があったが廃版になった品」などがあります。このような品が良好な状態で残っていれば、高値買取が期待できます。
コレクションアイテム
切手や古銭など定番のコレクションアイテムも、値段がつくことがあります。特に、故人が著名なコレクターの場合は高値買取が期待できるでしょう。
ホビー類
ホビー類は、以外と高値がつきやすい遺品です。近年ではカード類の価格が高騰しており、大会優勝賞品などのレアカードや、販売が終了したカードなどは高値で買取されることもあるでしょう。また、ゲームソフト・ゲーム機なども中古商品の需要が高めです。
家電類
パソコンや家電製品も一定の需要がありますが、家電は新しいほど価値が高く、製造後5年以上だと価格が急激に下がっていきます。長期にわたって価値が持続しているのは、iPadなどApple社製品、カメラ、レンズなど限られています。逆に、新しい家電が大量に残されている場合は、売却を検討しましょう。
遺品を買取してもらえる業者
ここでは、遺品を買取してくれる業者の一例を紹介します。
遺品売却を考えている方は、参考にしてください。
遺品整理業者
遺品整理業者の中には、買取も行っているところもあります。買取可能な品物が多く、遺品の買取から整理まで一括で依頼することも可能です。また、遺品整理の費用から買取した金額を引いてくれるので、お得に遺品整理ができます。ただし、書画や骨董、ホビーなど専門性の高い遺品は正確な査定ができないこともあるでしょう。
リサイクル業者
リサイクルショップなどが該当します。いろいろな品を買取している総合リサイクルショップと、家電だけ、ブランド品だけ、ホビーだけといった限られた品に特化したリサイクル業者もあります。「知る人ぞ知るブランド品」「ホビーなど価値を知る人が限られている品」などは、専門業者に依頼したほうが正確な値段が出せるでしょう。現在は、宅配買取やネット査定を行っている業者も増えたため、離れた場所の業者でも査定が依頼できます。ただし、査定に時間がかかることもあります。
骨とう商や古書店
骨とう品や古書は、昔から買取・販売業者があるので、そこに査定を依頼しましょう。リサイクル業者に依頼するより、販売ルートが確保されている専門業者のほうが高値買取が期待できます。
遺品を高く売るコツ
遺品を高く売るには、以下のようなポイントを抑えておくといいでしょう。
・外箱・説明書などを揃え、できるだけ新品に近い状態にする
・まとめて売る
・売却希望の品の取引実績が豊富な業者に依頼する
・家電は新しいものほど買取してもらえるので、スピード勝負
したがって、新しい家電が遺品として残されている場合は、家電だけ先に売却するなど工夫しましょう。
パソコンやゲーム機、スマホも同様です。
売却が難しい遺品の特徴
ここでは、売却が難しい遺品の特徴を紹介します。
高く売れる遺品がある一方、売却が難しい遺品も多いのです。
高価な着物
着物は、すでに市場が飽和状態です。売却できないことはありませんが、100万円で購入しほとんど袖を通していない着物でも、売却するなら半額~3分の1程度が相場です。作家ものの一点物の着物の場合など、思い入れが多い着物は、形見分けをしたほうがおすすめです。
臭いがついたもの
新品で見た目がきれいでも、臭いがついたものは売却できません。脱臭できる臭いならいいのですが、できない場合はほぼ買取不可です。特に、家電は清潔感も大切なので、臭いがついた家電はほぼ売れません。
ペットなどの生体
犬・猫・鳥などの生態は売却が難しいでしょう。ただし、魚は条件によっては引き取ってくれる業者があります。一方、植物は高値買取が期待できるものも多いです。特に、盆栽は愛好者が多いので引き取り手がいない場合は業者への売却を検討しましょう。
専門性が高すぎるもの
元値は高価でも需要が少ないもの、専門性が高すぎるものはなかなか売却が難しいでしょう。インターネットなどで同好の士を探し、売却する方が引き取り手が見つかりやすいです。
まとめ
遺品は売却が可能です。
故人がいろいろとコレクションをしている場合や、新しい家電を遺して亡くなった場合などは、売却を検討しましょう。
遺品整理の費用を節約することもできます。
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