更新:2023年8月1日
遺品整理をするために長期休暇や帰省を利用する方も多いと思いますが、
多くの方を悩ませるのが家に遺された家具の数々です。
「思い出もがいっぱい」「でも自分たちではなかなか片付けられない」のが家具というものです。
ここでは、遺品整理で家具を片付ける方法をご紹介します。
様々な方法をご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
目次
1.大きな家具が多いのが、遺品整理の特徴
1-1 収納するもの種類だけ家具がある
1-2 家具は自分たちで使うより処分がベスト
2.自分でもできる遺品整理での家具の処分方法をご紹介
2-1 自治体の粗大ごみ収集を利用する
2-2 リサイクルショップでの買い取り
2-3 フリマサイトなどへ出品・引き取り
3.回収業者を利用して、スムーズに家具の処分を
3-1 遺品整理業者に頼めば、遺族にとってのメリットも大きい
3-2 上手に業者を利用するためのポイント
4.まとめ
1.大きな家具が多いのが、遺品整理の特徴
実家を整理する際にまず圧倒されるのが「家具」の存在です。
お客さまのからも「家具がたくさんあって困っている」というお悩みの相談が非常に多いです。
ここでは、遺品整理で家具が多い理由と整理方法についてご説明します。
1-1 収納するもの種類だけ家具がある
かつての日本家屋には押し入れや納戸といった収納スペースはあったものの、
ほとんどのモノの収納のために家具を置いていました。
結婚の際には新しいタンスを持ってお嫁入するのが普通だったくらいです。
「洋服や着物をしまう」「食器をしまう」「本をしまう」など
様々な目的を持った家具が家のあちこちに据えられています。
私たちも様々な遺品整理を行っていますが、どの家でも多くの家具を運び出しています。
「え?こんなにたくさん家具があったのか!」と驚かれるお客さまもとても多いです。
1-2 家具は自分たちで使うより処分がベスト
ご相談いただいたお客さまには、遺品整理の際には「家具は全て処分する」よう私たちはおすすめしています。
もちろん、使えるものがあるなら形見として手元に置くという選択肢もありますが、
和ダンスなど今の生活スタイルにそぐわないものも多いです。
「もったいない」と思われるでしょうが、処分がベストだと考えています。
特に思い出深いものは写真などを撮って残しておくのもおすすめです。
2.自分でもできる遺品整理での家具の処分方法をご紹介
ここでは。業者に依頼する以外の方法で家具を処分する方法をご説明します。
自分たちで遺品整理をしたいという方には非常に役立つと思います。
このような方法も活用してみてください。
2-1 自治体の粗大ごみ収集を利用する
地方自治体でも家具などを「粗大ごみ」として引き取ってくれます。
主な流れとしては
1. 役所の窓口で粗大ごみ回収の申請・回収日を予約
↓
2. 粗大ごみ回収券(コンビニなどで購入)を家具に貼る
↓
3. 予約日に券を貼った家具を外に運びだしておき、回収してもらう
となります。具体的な方法については、
実家のある自治体に確認してください。
家具1個につき数千円~という価格で回収してくれます。
業者に依頼するより費用が低くおさえられますが、
役所に出向いたり回収時に自分で運びだすなどの手間がかかります。
また回収は予約制なので、希望通りのスケジュールが組めない場合もあります。
2-2 リサイクルショップでの買い取り
出張買取などのサービスを利用して、家具を買い取ってもらうこともできます。
リサイクルショップによっては家具の買い取りを行わないところもありますので、
事前に確認は必要です。
家具の中身を出しておけば、あとは業者が運び出してくれますので身体の負担はあまりかかりません。
桐ダンスなどは「査定額によっては高く買い取ってくれそう」と期待されるかもしれませんが、生活スタイルの変化で人気がないものも多いです。
よって買ったときは高額だったとしても、査定額が低くなってしまう可能性があります。
また専門知識もない業者の場合、非常に安く買い叩かれてしまう恐れもあります。
2-3 フリマサイトなどへ出品・引き取り
インターネットが一般的になった現代では、フリマサイトもたくさんあります。
フリマサイトに家具の写真を撮って出品し、買取や引き取りをお願いすることもできます。
必要な方に使っていただけますし、安心できるという方も多いですから最近人気です。
ただ、このような取引は個人間で行われるため支払いや引き取りなどの際にトラブルが起こる可能性があります。
交渉力やリスク管理能力が必要ですし、家具にも流行もありますので引き取り手が現れるまで時間がかかる場合も多いです。
「すぐに家具を処分したい」という方には難しいかもしれません。
3.遺品整理業者を利用して、スムーズに家具の処分を
先ほどは、ご自分で家具を処分する方法をいくつかご紹介してきました。
いずれもメリットもデメリットもあり、なかなか遺品整理がはかどらないものです。
そんな時は業者の力を借りてみましょう。
費用がかかりますがメリットも大きく、満足度も高いです。
ここでは業者と上手に付き合うためのポイントもご説明します。
3-1 遺品整理業者に頼めば、遺族にとってのメリットも大きい
私たちがお客さまに業者をおすすめするポイントは、「時間が節約できる」という点です。
業者に依頼すれば、本や洋服から大きな家具・家電まですべて整理することができます。
不用品の処分も私たちが行いますから、ご家族の負担は非常に少なくなります。
「時間がない」「遠方に住んでいる」などの方には非常にメリットが大きいです。
作業日もお客さまのご都合を聞きながら決めますので、帰省時や週末などに合わせた遺品整理が可能です。
現代のライフスタイルに合った方法といえますね。
3-2 上手に業者を利用するためのポイント
業者にお願いするなら、信頼のおけるところを選びたいものですね。
私たちがおすすめするポイントは、
●スタッフの対応の良さ
●明確で適正な価格の見積り
●コミュニケーションの多さ
です。
しっかりとお客さまのお悩みや希望に耳を傾け、
納得のできるような方法をご提案できるところ。
さらに適正な見積りが出せ、実際の作業までお客さまとの打ち合わせがしっかりできるところであれば、
信頼できる業者だといえます。
上手に業者を選んで、かしこく遺品整理を行いましょう。
他の記事でも上手な業者との付き合い方をご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
>>【参考コラム】
4.まとめ
ここまで遺品整理における家具の片付け方についてご説明してきました。
古い家ほど多くの家具があり、家族だけで片付けるのは非常に難しいです。
自力での片付けには買い取りなど様々な方法がありますが、
いずれも時間や体力を多く費やしてしまいます。
それならば、ぜひ私たち遺品整理の専門業者をご利用ください。
様々な家の遺品整理を行ってきた経験から、それぞれの家具を丁寧に取扱い整理していきます。
さらに衣類や雑貨などの細かなモノも同時に整理できますので、非常に時間の節約もなります。
費用も気になると思いますが、まずは電話などでお気軽にお問合せください。
この記事の監修者した人
株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。
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