更新:2024年4月1日
遺品整理は、故人が遺した物を整理し、その人の思い出や人生を振り返る大切な時間です。
しかし、デジタル遺品の場合はどうでしょうか?扱ったことのない電子機器類やデバイス、オンラインアカウントなど。
様々なデジタル関連の物があるれる現代では遺品整理においてもとても大事な項目かもしれません。
今日は、遺品整理において捨ててはいけないもの、そのデジタル遺品について詳しくお話しします。
2.デジタル遺品の整理
2-1 デバイスの確認
2-2 オンラインアカウントの整理
2-3 金融関連のデジタル情報
2-4 デジタル化された重要書類
2-5 デジタル遺品の保存と共有
3.デジタル遺品整理の進め方
3-1 計画を立てる
3-2 家族と協力する
3-3 専門業者の利用
3-4 リサイクルや寄付
4.まとめ
1.デジタル遺品とは?
デジタル遺品とは、故人が生前に使用していた電子デバイスやオンラインサービスに残されたデータやアカウントのことを指します。
具体的には、パソコンやスマートフォンに保存された写真、動画、メール、連絡先、文書ファイルなどが含まれます。
また、SNS(FacebookやTwitterなど)、メールアカウント、クラウドストレージ(Google DriveやDropboxなど)、
オンラインバンキング、仮想通貨のウォレットなどのインターネット上のアカウントもデジタル遺品に該当します。
これらは故人の個人情報や遺産想像に関する情報まで含まれるため、遺品整理の際に適切に管理し、必要なものを適切に保存することも重要です。
2.デジタル遺品の整理
現代では、多くの人がデジタルデータを日常的に利用しています。
これにより、デジタル遺品の整理も重要な課題となっています。
デジタル遺品とは、故人が生前に利用していた電子データやオンラインアカウントのことです。
以下に、デジタル遺品を整理する際のポイントを紹介します。
1. デバイスの確認
故人が使用していたスマートフォン、パソコン、タブレットなどのデバイスには、多くの個人データが保存されています。
これらのデバイスのパスワードやアクセス方法を確認し、データを取り出して整理しましょう。
特に写真や動画、連絡先などは大切な思い出が詰まっていることが多いです。
2. オンラインアカウントの整理
故人が利用していたSNSやメールアカウント、クラウドストレージなどのオンラインアカウントも重要なデジタル遺品です。
これらのアカウントには多くの個人情報や思い出が含まれています。
各サービスの遺族向け手続きを確認し、必要な情報を取得しておきましょう。
3. 金融関連のデジタル情報
オンラインバンキングや株式取引、仮想通貨などの金融関連アカウントも忘れてはいけません。
これらのアカウントには、故人の資産が含まれている可能性があります。
金融機関やサービスプロバイダーに連絡し、適切な手続きを行ってください。
4. デジタル化された重要書類
故人がデジタル化して保存していた重要書類(契約書、保険証書、遺言書など)も見逃せません。
これらの書類は、今後の手続きに必要となる場合があるため、しっかりと管理しておきましょう。
5. デジタル遺品の保存と共有
デジタル遺品を整理した後、重要なデータはバックアップを取り、家族や関係者と共有することが大切です。
クラウドサービスを利用することで、安全にデータを保管し、必要に応じてアクセスできるようにしておくと良いでしょう。
3.デジタル遺品整理の進め方
遺品整理を進めるにあたっては、次のようなステップを踏むとスムーズです。
1. 計画を立てる
まず、デジタル遺品の整理にどのくらいの時間で整理するか計画を立てた方が良いでしょう。
確認やデータの移動など、普段慣れない作業がたくさん出てきます。
急がず、時間をかけて整理することが大切です。
2. 家族と協力する
遺品整理は一人で行うのではなく、家族と協力して行うことが重要です。
デジタル機器やオンラインアカウントなど、詳しいご家族と一緒に進めるなど工夫することも必要です。
3. 専門業者の利用
大量のデジタル遺品がある場合や、整理が難しい場合は、専門の遺品整理業者に依頼するのも一つの方法です。
プロの手を借りることで、デジタル機器のデータの取り扱いなど専門的な問題も適切に処理されます。
4. リサイクルや寄付を検討する
不要になったデジタル機器でも、リサイクルや買取によって再利用できるものは沢山存在します。
環境に優しく、故人の遺品がまた次の世代のお役に立つことができます。
>>【参考コラム】
4.まとめ
故人のデジタル遺品を通じて足跡を辿ることは、時に感慨深く、時に難しい作業かもしれません。
しかし、あなたが大切なデータや思い出を守ることで、故人の記憶を適切に供養し、残された家族の利益をまもることにもつながる大切な役割を果たしています。
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この記事の監修者した人
株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。
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