更新:2024年7月10日
遺品整理をはじめるさいに故人の遺品の中に見つけたらどうすれば良いか迷うものに、身分証に関するものがあります。
身の回りで身分証として使われているものは、いくつか存在し自動車運転免許証やマイナンバーカードなど普段から良く使用するものも。
これらの身分証は放置してしまいがちですが、思わぬトラブルを防ぐためにも適切に対処しておくことが重要です。
今日は、遺品整理の際に捨ててはいけないものとして身分証について考えてみたいと思います。
1.遺品整理の捨ててはいけない~身分証とは~
身分証には、私たちの身元を証明するための大切な書類が含まれます。
例えば、運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、パスポート、住民票、年金手帳などがあります。
これらの身分証には、氏名や生年月日、住所などの個人情報が記載されており、日常生活や手続きに欠かせません。
遺品整理の際には、これらの身分証をきちんと収集・整理し、個人情報が外に漏れないようにすることが大切です。
特に、紛失や不正利用を防ぐために、慎重に取り扱う必要があります。
身分証は法的な手続きや家族への情報提供にも重要なので、しっかりと管理することが大事です。
2.遺品整理の捨ててはいけない~扱い方~
遺品の中の身分証は個人情報やプライバシーが含まれるのはもちろん、取り扱いが決まっているものもあります。
主に返却が必要なものについて例をあげてみたいと思います。
それぞれの取り扱い機関や自治体によって手続きの方法が違う場合もありますので、まずはお近くの関係機関にご相談されることも重要です。
2-1. 健康保険証
健康保険証は、亡くなった日から14日以内に勤務先に返却する必要があります。
国民健康保険証の場合は、市区町村の窓口に返却します。
2-2. 運転免許証
運転免許証は、警察署に返却します。亡くなったことを示す書類を持参する必要があります。
2-3. パスポート
パスポートは、都道府県の旅券課(パスポートセンター)に返却します。
こちらも亡くなったことを示す書類が必要です。
また期限の残った個人のパスポートについては、無効化の手続きをすることによって手元に保管することもできるようです。
2-4. マイナンバーカード
マイナンバーカードは、故人の各種手続きに必要になります。
色々な手続きが済み不要になった場合は返却等の義務はないようですので、不要になった段階で廃棄しても問題ないようです。
2-5. 印鑑登録証明書
印鑑登録証明書は、市区町村の窓口に返却します。
印鑑登録証の他、登録している印鑑、印鑑登録廃止申請書が必要です。
3.遺品整理の捨ててはいけない~身分証トラブル~
身分証は個人情報としてはとても重要なものが含まれるものです、扱いを一歩間違えると思わぬ失敗につながることも。
個人情報はどんな不正や犯罪に使用されてしまうか予想もつかない現代では慎重に取り扱いをする必要があります。
故人の思い出として顔写真が載っていたりと手元に残しておきたい気持ちが強いものでもあります。
そんな身分証について返却や失効の手続きなど、まずは決まりや取り扱いについて調べたり相談してみることが重要です。
各種身分証をひとつひとつ確認、手続するのは手間も時間もかかりますので、
遺品整理の専門業者の私たち「きずな屋」ではそんな身分証の扱い方のアドバイスもさせていただきます。
>>【参考コラム】
4.まとめ
今回は遺品の中の身分証について考えてみました。
遺品整理では細かい悩みがつきません、様々な遺品をどう扱って良いか迷うことも多いはずです。
専門家のきずな屋では、無料見積もりをはじめ、様々な方法でお客様の遺品整理をサポートしています。
遺品整理や生前整理、ゴミ屋敷問題など、どんな状況でも丁寧に対応いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
親身になってお手伝いさせていただきますので、ご相談やご連絡をお待ちしております。
お客様一人ひとりの状況に合わせて、最適なアドバイスとサポートをベテランスタッフが提供いたします。どうぞ安心してご相談ください。
この記事の監修者した人
株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。
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