【プロが教える遺品整理コラム】遺品の片付けを始めるタイミングと方法

更新:2022年1月28日

はじめに

 

故人が生前に使っていた家財等の遺品は、いずれ片付けなければなりません。しかし、気持ちの整理がつかず、なかなか遺品の整理作業がはかどらないという方もいます。遺品の片付けは、いつまでに終わらせれば良いのでしょうか。本記事では遺品を片付けるタイミングをご紹介するとともに、遺品整理の方法や遺品整理の専門業者に依頼するメリットについて解説いたします。

 

 

遺品の整理や片付を行うタイミング

故人が遺した品物(遺品)は、いつまでに片付けなければならないのでしょうか?実は、遺品を片付ける時期には決まりがなく、気持ちの整理がついた時が最適なタイミングと考えられています。しかし、一般的には以下のタイミングで遺品の整理や片付けを行うご遺族が多いようです。

 

四十九日法要を終えた後

四十九日法要を終えた忌明けのタイミングで、遺品を片付けるご遺族は少なくありません。仏教では四十九日までの間、故人の魂が現世をさまようと考えられていて、故人が極楽浄土に旅立つ四十九日に法要が執り行われます。四十九日法要は親族一同が揃う機会でもあるので、遺品整理について話し合われることも多いようです。

葬儀を終えた後

親族が集まる機会が少ない場合は、葬儀を終えた後で遺品を片付けることもあります。また、故人が公営住宅や賃貸物件に住んでいたとなると物件を解約する必要があり、退去期限までに残置物や遺品を片付け部屋を明け渡さなければなりません。時間に猶予がない場合も、早めに取り掛かる傾向があるようです。

相続税の発生前

相続税が発生する前に、遺品の片付けを終えておいた方が良いケースもあります。基礎控除額以上の遺産を受け取る場合は相続税が発生するので、税務署に申告しなければなりません。申告期限は「被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10か月以内」と定められていますが、期限を過ぎると延滞税が課されます。遺産が多い場合は期限前までに遺品を片付け、故人の財産を把握しておく必要があります。 

 

遺品整理の方法

遺品を片付ける期限が決まっている方はすぐに遺品整理作業を始めなければなりませんが、遺品整理には主に2つの方法があります。

遺族が行う

「時間をかけて丁寧に遺品を片付けたい」「故人の自宅が近い」「遺品整理の費用を抑えたい」といった場合におすすめする方法が、ご遺族による片付けです。賃貸物件でなければ遺品の片付けを急ぐ必要もないので、故人を偲びながら遺品整理を進めることができるでしょう。ただし、気持ちの整理がついていないと作業がはかどらず、いつまで経っても片付け終わらないことも。
また、費用を抑えたいといった理由から親族のみで遺品を片付ける場合はゴミの捨て方のルールを知っておくことも大切です。といいますのも、一度に多量のゴミを出す場合は有料になる自治体もあるので、ルールを無視すると近隣トラブルを招きかねません。粗大ゴミの処分にも手数料はかかりますし、エアコン・テレビ・冷蔵庫など家電リサイクル法の対象となる家電製品にはリサイクル料金がかかります。業者よりは費用を抑えることができますが、荷物の搬出などは自分で行わなければならず、労力を要します。

業者に依頼する

「遺品を片付ける時間が取れない」「故人の家から遠方に住んでいる」「遺品が多すぎる」といった場合におすすめする方法が、業者による片付けです。一人で遺品を片付けるのが困難な高齢者や身体が不自由な方は、業者に作業を任せた方が安全です。ただし、遺品の片付けに慣れていない業者に頼むと大切な品まで処分されてしまうことがあるので、遺品整理専門の業者に片付けを依頼することをおすすめします。また、悪質な業者に騙されないためにも安心して任せられる業者を見分ける必要もあります。

 

遺品の片付けを業者に依頼する際の判断ポイント

遺品の片付けを業者に依頼するなら、信頼できる業者を選ぶことが大事です。そこで、悪徳業者に騙されないためにも、遺品の片付けを業者に依頼する際の判断ポイントをまとめました。

スタッフの対応が良い

遺品の片付けを業者に依頼する際は、スタッフの対応が大事な判断ポイントになります。大切な身内を亡くした親族に対する配慮が欠けている業者は、遺品を丁寧に扱ってくれない可能性も。ネットの情報を鵜呑みにするのではなく、電話やメールでの対応はもちろん、訪問見積もりの時の態度などもチェックして判断しましょう。

正確な見積もりを出してくれる

正確な見積もりを出してくれるかどうかも、良い業者選びの判断ポイントになります。無料で訪問見積もりを行っている業者も多いので、正式に依頼する前に見積もりをとって、見積書に作業内容と料金が記載されているかチェックすると良いでしょう。中には、作業後に高額な追加料金を請求してくる悪徳業者もいるので、追加料金の有無も事前に確認しておくことをおすすめします。 

 

業者に依頼するメリット

それでは最後に、遺品整理業者に依頼するメリットをまとめてご紹介いたします。

  1. ・遺品整理の時間を短縮できる
  2. ・重い荷物を運び出してくれる
  3. ・精神的な負担を軽減できる
  4. ・隠れた遺品を探し出してくれる
  5. ・遺品の供養をしてくれる
  6. ・遺品を買い取ってくれるケースがある

時間と労力を費やす遺品の片付けは、ご遺族にとって大変な作業です。精神的にも大きな負担を伴いますが、業者に依頼すれば様々な負担を軽減することができます。経験豊富なスペシャリストに依頼することで、金銭的価値のある遺品をゴミと間違えて処分することもありません。遺品供養を行っている業者もありますので、扱いが難しい仏壇や神棚の処分も安心して任せることができます。遺品買取を行っている業者を選べば、買取可能な家財があった場合に遺品整理にかかる費用を抑えることも可能で。 

 

まとめ

遺品はご遺族だけで片付けることもできますが、専門の業者に依頼すれば、あっという間に作業が完了します。早急に遺品を片付けたい方は、遺品整理専門業者「きずな屋」がおすすめです。東京・神奈川・埼玉であれば即日対応も可能ですし、お見積もりも無料です。追加費用も一切かかりませんので、お気軽にご相談ください。 

 

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