更新:2023年4月20日
配偶者や家族が亡くなることは、とても辛く悲しいものです。
通夜や葬儀などで慌ただしい日々が過ぎ、四十九日の法要の頃には気持ちがやっと落ち着いたという方は多いと思います。
ここで問題が表面化してくるのが、故人の残した遺品です。
でも、遺品整理については
- ・仕事で忙しくて時間が取れない
- ・故人の自宅が遠方で、整理に行くのが大変
- ・思い出の品物をどのように整理したらいいのか分からない
そんなお悩みを抱え相談にいらっしゃる方も多いんです。
ここでは、そんなお悩みをお持ちの方に向け、遺品整理の料金について専門スタッフが解説します。
「こんなこと相談しにくいんだけど…」と感じる方、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
■遺品整理って自分でするとどうなる?
■遺品整理を業者に依頼するメリット
■遺品整理をする場合、いくらかかるのか?
■自分に合った業者を選びたい!ポイントは見積もり
■まとめ
遺品整理って自分でするとどうなる?
故人の葬儀や埋葬などが一段落つくと、「遺品をどうしよう?」という話題が上がります。
遺族にとって遺品整理は、故人との思い出を呼び起こしてくれる作業ともいえます。
でも、実は個人での遺品整理って、かなり、かな~り大変なんです。
●お金はかからないけど、時間がかかる
以前、「実家の親が亡くなり、遺品整理に○○年かかった」という記事を見かけたことがあります。
独立し世帯を持っている方であれば、自分の仕事や生活の他に遺品整理が加わります。
当然限られた時間の中で、遺品整理を完了しなければなりません。
持ち家ならばそれなりに時間もかけることも可能ですが、賃貸だった場合はそうはいきません。
退去の必要もあり、時間との勝負になってしまいます。
●資産価値のあるものや思い出の品を間違えて処分
遺品整理の場合、故人の家に入った瞬間
- ”遺品の山を見たら途方にくれた”
- ”とにかく全部処分してしまおうか”
とつい思ってしまいます。でも、ちょっと待ってください。
その中には「思い出」が眠っているのです。
思い出の品を個人で探すのはとにかく大変です、趣味の骨董やコレクショングッズなどは、
モノによっては愛好者が多く価値の高いものがありますが素人目にはどれも同じように見えてしまいます。
「ゴミと間違えて捨ててしまった。。」、「後から探しても見つからない。。」と、後悔されている方も。。
そんな価値あるもの、故人との思い出が見つけられずにゴミと一緒に処分されてしまうなんてもったいない!
専門業者にご依頼いただくことで、そんな悲しい結果を招くことなく遺品整理を行うことができます。
遺品整理を業者に依頼するメリット
昨今「遺品整理」という言葉は広まってきています。
そして、遺品整理を引き受ける業者も増えてきました。
「だれかに遺品の整理を任せるなんていいの?」と思ってしまいますが、実は業者に頼むことはいろんな面でいい事が多いです。
その理由をご紹介します。
時間と手間を大幅に効率化できる
遺品整理を行う場合、膨大な時間と労力がかかることは先ほどご紹介したとおりです。
でも、業者に依頼すれば複数人での作業が可能になります。
重いものや移動させづらいものがあっても問題ありません。
はるかに短期間で遺品整理をすることができます。まさに「時は金なり」ですね。
●価値のあるもの、思い出の品を見つけ出してくれる
遺品整理は、ただ不用品を処分するだけではありません。
中にはなかなか探せなかった品物を見つけたり、価値のあるものを正当に評価して取り扱うことができます。
故人がコレクションしていたものを「いらないもの」と処分したりはしません。
価値のあるものに敬意を払うことができます。
買い取ってくれる業者もいますので、費用面でも助かりますね。
遺品整理をする場合、いくらかかるのか?
ここまでで遺品整理を業者にお願いすることは、
決して故人をないがしろにするものではないことがお分かりいただけたかと思います。
次は「料金はどのくらいかかるのか?」というのが気になりますよね?
実は遺品整理の費用は十万~百万円と非常に開きがあります。
でも、料金に何が含まれるのかをあらかじめ知っておけば、業者とのやり取りもスムーズにできますよ。
●料金はこのように決まる!料金体系について
遺品整理の場合、料金には下記のものが含まれます。
- ・作業する部屋の大きさ(戸建て・マンションなど)
- ・作業員の人件費
- ・整理する遺品の量
- ・ゴミ処理料金(リサイクル料金)
基本的には以上の4つです。
建物の立地によって
- ・トラックの大きさに制限がある(建物に横付けできない)
- ・エレベーターがない
などの条件がある場合は、料金が上がることが多いです。
●オプションでハウスクリーニングなども
また、業者によってはオプションとしてハウスクリーニングや、お焚き上げなどを設定しているところもあります。
掃除をする時間が取れない、神棚やお札・節句人形など処分しづらいものなどがある場合は遺族にとっては非常にありがたいです。
各業者によってオプションサービスは異なりますので、見積もりを取る際に確認してみてください。
自分に合った業者を選びたい!ポイントは見積もり
遺品整理を業者に依頼することになっても、すぐに依頼をするのは危険です。
当然ながら悪徳業者はいるものです。
遺品整理は「とかく費用がかかるもの」「故人の供養のため」などと言っては遺族の気持ちを利用して法外な費用を請求してきます。
必要以上の出費で泣かないためのポイントについてご紹介します。
●信頼できる業者を選ぶポイントは「相見積もり」
現在、遺品整理を行う業者は全国に増えてきています。
ネット広告を出している遠方の業者だけでなく、故人の住んでいた地域にもこのような業者がいるかもしれません。
よって複数の業者から見積もりを取ることが、信頼できる業者を選ぶポイントになります。
「故人のため」という言葉に惑わされずに、見積もりの内容を確認して業者を選ぶようにしましょう。
当然ながら、遺品整理のスケジュールは余裕をもって組むようにしてください。
まとめ
ここまで、遺品整理の料金についてご紹介してきました。
整理する遺品の量や建物によって費用に開きがありますが、決して安い金額ではありません。
遺品整理は、遺族の方にとって故人との思い出を偲びつつ前を向くためのものです。
遺族に負担を強いることは故人も喜ぶことはないでしょう。
そんな時は、ぜひ遺品整理を行っている業者にご相談ください。
きっと故人の気持ちや遺族の気持ちを汲んで、しっかりと作業をしてくれるはずですよ。
まずはお問い合わせしてみてください。