退去まで6か月!?都営住宅での遺品整理のポイントをご紹介

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2023年5月15日

亡くなった方の遺品整理にはとかく時間がかかるもの。

でも住んでいる場所が賃貸だった場合、遺品整理も急がなければならなくなります。

当然専門業者の力を借りることとなるのですが、できるならあまり費用を掛けたくないものです。

そこで今回は「都営住宅」での遺品整理のポイントをご紹介します。

これを押さえておけば、かなりスムーズに遺品整理ができると思います。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

 

目次

1.退去までの期間に注意!結構タイトなスケジュール
1-1 6か月以内に退去しなければならない
1-2 退去の猶予期間は本人が「死亡してから」6か月
2.家財の量は多いのに作業が大変!都営住宅
2-1 作業員の数も手間も増える
2-2 家財を運搬する車に制限がでることも
3.遺品整理をスムーズに進めるポイントはこれ!
3-1 スケジュール確認はしっかりと
3-2 業者との打ち合わせが重要
3-3 業者に全て任せるのではなく、できる作業は自分たちも参加
4.まとめ

 

1.退去までの期間に注意!結構タイトなスケジュール

 

都営住宅は、東京都に住んでいて収入の少ない方のために提供されている公共の賃貸住宅です。

「賃貸」ですから、当然住んでいる方が亡くなれば遺族が退去手続きを進めることとなります。

 

 

1-1 6か月以内に退去しなければならない

都営住宅では、住んでいる方が死亡した場合の部屋の明け渡しについては「6か月」の猶予期間をもうけています。

6か月の間に部屋の中のものを整理して撤去し明け渡さなければならなりません。

ところが、この6か月という期間がけっこうやっかいだったりするんです。

 

1-2 退去の猶予期間は本人が「死亡してから」6か月

都営住宅を扱っているJKK東京のホームページによると、

住んでいた方(名義人)が死亡した場合、名義人が死亡した日から6か月とあります。

 

✕→遺族が名義人が亡くなったことを届け出てから6か月
〇→名義人が亡くなった日から6か月

 

この差は大きいです!ホント!

私たちのところへ「早急に退去をしなければならない」という理由でご相談に来る方が多いのはこのためです。

故人が都営住宅でひとり暮らしをしていた場合、どうしても発見が遅れてしまいます。

よって亡くなって時間が経ってしまうと、退去までの日数が足りなくなってしまうのです。

退去期限までに部屋を明け渡すことができないと、さらに家賃が発生することになります。

 

2.家財の量は多いのに作業が大変!都営住宅

 

都営住宅には様々なタイプがありますが、長く住んでいる方のお部屋はだいたい築年数が古いところが多いです。

こういったところは、実はすごく作業が大変なんです。

これも、遺品整理に時間がかかってしまう要素になります。

 

 

2-1 作業員の数も手間も増える

退去まで時間が迫っている場合は、作業員の数を増やして対応することが多いです。

さらに建物の構造上エレベータがなかったり、階段が狭かったりするとさらに作業は大変です。

手間がかかる分当日の作業はとても大変なものになってしまいます。

ドアから運べないような大きさのものは、クレーンなどで窓から釣り上げて運ぶ場合もあります。

かなり大掛かりになってしまいます。

 

2-2 家財を運搬する車に制限がでることも

運び出した家財やゴミなどを運搬するトラックも、あまり大きな車が使えない場合があります。敷地の関係で部屋の近くまで車を横付けできないこともあるからです。これは作業の効率をかなり悪くします。車までの移動距離が出てくるからです。

3.遺品整理をスムーズに進めるポイントはこれ!

 

都営住宅の遺品整理は、ちょっと手続きが遅れるととても大変です。

業者に頼むにしても、私たちからすると「もう少し費用をかけずに済んだのでは…」と思う場合もしばしばあります。

そこで、遺品整理をスムーズに進めるポイントをご紹介します。

これをしっかり頭に入れておくと、業者にお願いするのもスムーズにできますよ。

 

 

3-1 スケジュール確認はしっかりと

大切な方が亡くなった中、葬儀やもろもろの手続きがあって大変かもしれません。

しかしスケジュールの確認は大事です。

手続きがたくさんある中にぜひ遺品整理のスケジュールも加えてください。

都営住宅を退去する猶予期間を間違えてしまうと、あとの手続きも狂ってきます。

ぜひ確認しておきましょう。

 

3-2 業者との打ち合わせが重要

都営住宅は明け渡さなければならないため、遺品整理を業者に依頼した方がスムーズに進みます。

依頼するときは打ち合わせをしっかりと行いましょう。

見積もりを取る場合も担当者を現地へ来てもらう「訪問見積り」がおすすめです。

実際の部屋の様子を見てもらうだけでなく、立地や近隣の道路状況なども確認できるので当日の作業がよりスムーズにできます。

しっかりした見積もりを取っておけば「余計な出費をした」ということになりにくくなりますよ。

 

3-3 業者に全て任せるのではなく、できる作業は自分たちも参加

立ち会われる遺族の方もお忙しいとは思うのですが、

業者が入る前にできるところは作業していただけると嬉しいです。

小さなところでもいいので、作業日前に「ゴミをまとめておく」「形見分けをしておく」などしていただけると、作業員も非常に助かります。

遺族の方も故人との思い出を偲ぶ機会でもありますので、お願いしたいところです。

 

4.まとめ

 

遺品整理のなかでも、賃貸住宅の遺品整理はかなり難しいものです。

退去日が決まっているため非常にスケジュールが厳しくなってしまい、

あわてて私たちに依頼をされるご遺族はかなり多いです。

ここでは特に都営住宅での遺品整理についてご紹介しました。

築年数が古かったりなどで、非常に作業の難しいお宅も多いです。

そんな中遺品整理をしなければならない遺族の皆さんのお力になれるのが、私たち遺品整理の専門業者です。

まずは私たちにご相談ください。

 

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