遺品整理の費用はいくら?一軒家の遺品整理を解説します!

更新:2023年12月20日

そろそろ年の瀬という季節になりました。

帰省などで実家にて年末年始を過ごす方がたくさんいらっしゃると思います。

ご両親の姿に安心すると同時に、亡くなった後の事に思いを馳せる方も多いのではないでしょうか。

ここでは一軒家を例とし遺品整理について、その費用などについて解説します。

今後必ずご自身にかかってくる問題ですので、ぜひこの記事を心に留めていただければ幸いです。

遺品整理の費用はいくら?一軒家の遺品整理を解説します!

目次

1.遺品整理は一軒家での相場を知っておいた方がいい理由
1-1 遺品整理が必要な家屋は戸建てが多い
1-2 戸建ての間取りはどのくらい?
2.一軒家の遺品整理をしたらいくらかかる?
2-1 遺品整理の費用に含まれるもの
2-2 相場の金額はこのくらい
2-3 急ぎの依頼は費用が高くなることも
2-4 清掃の有無によっても費用は変わる
2-5 追加費用がかかるケースも
2-6 料金を安く抑えるには3.一軒家の遺品整理が高くなる背景とは?
一軒家の遺品整理が高くなる背景とは?
3-1 部屋数が多くて、ゴミの量も多い
3-2 作業時間が増える
3-3 ゴミ処分に細かな仕分けが必要
3-4 ゴミ屋敷のようになっている
4.お金がかかってもプロへの依頼を検討すべき理由とは
4-1 遺品整理のための時間や手間がなくなる
4-2 段取りよくスムーズに片付く
4-3 親族同士の間で不公平感がなくなる
5.一軒家の遺品整理が不安な方へ~よくある疑問にお答えします!
5-1 【質問1】植木鉢や物置など、一軒家なので庭にも処分してほしいものがたくさんあります。これらの処分は可能でしょうか?
5-2 【質問2】両親が住んでいた一軒家ですが、先祖代々の仏壇があります。特別な処分方法があるのでしょうか?
5-3 【質問3】賃貸の一軒家です。退去日の関係で急いで遺品整理をお願いしたいのですが…。急な依頼でも早めに対応してもらえるものでしょうか?
6.お気軽にご相談ください
6-1 遺品整理は業者に依頼してスムーズに
6-2 まずはホームページやお電話でお問い合わせを
7.まとめ

 

1.遺品整理は一軒家での相場を知っておいた方がいい理由

私たちが遺品整理に伺う住宅の種類は様々ですが、

遺品整理の費用を知るには一軒家で考えておくのがおすすめです。

ここではなぜ一軒家の相場なのか理由を解説します。

 

1-1 遺品整理が必要な家屋は戸建てが多い

私たちが遺品整理に伺うお宅は様々です。

ですが地域的にみて一番多いのが一軒家=戸建てになります。

よって戸建て住宅の費用を知っておけば、おおよその方が遺品整理の費用を計算しやすくなると思います。

具体的な費用については後で触れます。

 

1-2 戸建ての間取りはどのくらい?

実は遺品整理の費用は、間取りで基本料金を設定しています。

よってまずは戸建ての間取りを知っておく必要があります。

実家の間取りについて意外と知らないという方も多いのではないでしょうか。

土地の広さや平屋建て・二階建てなどにもよりますが、

3LDK~4LDKもしくは3DK~4DKという間取りの家が多いです。

築年数が古い家の場合、LDKという間取りでない住宅が多くなります。

 

2.一軒家の遺品整理をしたらいくらかかる?

それでは戸建て住宅の遺品整理の費用について解説します。

ここでご紹介した金額は目安であり、それぞれのお家の状況により変動しますことをご了解ください。

また業者によっても金額は変わりますの

 

一軒家の遺品整理をしたらいくらかかる?

 

2-1 遺品整理の費用に含まれるもの

遺品整理の基本料金は間取りによって決められていることは先ほどご紹介しました。ここに下記のような

●作業員の人数・作業日数
●手配する車輛の大きさや台数
●その他オプション(クレーンなどの特殊車両など)

などがプラスされ、費用が決定します。これらを押さえておけば、おおよその金額は算出できると思います。

 

2-2 相場の金額はこのくらい

遺品整理をうたう業者のホームページなどを見ると、間取りでの料金記載が多いです。

先ほどご紹介した一般的な戸建て住宅の間取りで見ると、

「20万~80万円」

という料金が多いです。

かなり開きがあると思われるかもしれませんが、

同じ間取りでも住宅の面積(もしくは建坪)に差があるため、

このようにばらつきが出ます。

さらに庭木などの整理が加わる場合は費用が上乗せになるか別料金となりますので注意が必要です。

 

2-3 急ぎの依頼は費用が高くなることも

戸建ての遺品整理でも、「所有」と「賃貸」では遺品整理のタイミングが違うかもしれません。

所有している戸建てなら、ある程度ゆとりを持ってスケジュール調整ができます。

でも、賃貸には退去期限もあり、時間のない中、急ぎで遺品整理をしなければならないこともあります。

遺品整理業者に依頼した場合は、通常よりも短期間で行うために一度に大人数を投入しての作業となることで、基本的な料金よりも高くなるでしょう。

 

2-4 清掃の有無によっても費用は変わる

遺品整理をした後の活用方法によっては、ゴミ処分の後の清掃の必要性が変わってきます。

「相続人のうちの誰かが住む」、あるいは「売却に出す」など、今後人が住む可能性があれば、清掃も必要です。
一般的なハウスクリーニングは部屋数によっても異なり、家が広い、大きい一軒家は高くなるでしょう。

また、故人がお家の中で亡くなったケースは「特殊清掃」といって通常のハウスクリーニングとは違った方法での清掃が必要になる可能性もあります。
後から請求が高額と感じないため、事前に見積書で確認しておきましょう。

一方、遺品整理の後にお住まいを解体する予定の場合は、掃除は不要です。

 

2-5 追加費用がかかるケースも

事前に「戸建て住宅の遺品整理は数十万円」というだいたいの費用感を掴んでも、作業をしていく中で当初提示された作業内容とは異なり、追加費用がかかるケースもあるでしょう。

依頼する人の背景によっては「とにかく短期間で終わらせてほしい」という要望があるかもしれませんし、「遺品整理中に思わぬ事態が発生した」というケースなら手間がかかります。
基本的な料金に加えて、「追加費用」が発生することもあります。

あらかじめ、追加費用については「発生するかもしれない費用」を確認しておくことをおすすめします。

 

2-6 料金を安く抑えるには

この金額を見て「高いなぁ」と感じる方も多いと思います。

費用を抑えるためには、やはり普段から家財の整理をしておくことがポイントです。

大型家具や大量の生活用品など家財が少なければそれだけでも費用を抑えることができます。

帰省をきっかけにして、ご実家の家財整理などについてご両親と話し合っておくのもおすすめです。

 

 

 

3.一軒家の遺品整理が高くなる背景とは?

一軒家の遺品整理はケースバイケースですが、数十万円と高額です。
高くなりがちな理由について主なものを見ていきましょう。

 

3-1 部屋数が多くて、ゴミの量も多い

一軒家の遺品整理が高くなる背景には「部屋数の多さ」があります。

アパートやマンションのように1DKや1LDK、2LDK程度以下の一人暮らしの間取りと比較すると、
3LDKや4LDKなど部屋数も多いですよね。

タンスや収納、冷蔵庫、テレビ、洗濯機なども、大型のケースも多いでしょう。

また、そもそも遺品整理を業者に依頼する方のほとんどが、

「亡くなった方が一人暮らしだった」というケースでしょう。

ただ、一軒家の場合は「子供がすでに巣立った」「配偶者は数年前に亡くなった」など、
昔は家族の人数も多かったのではないでしょうか。

つまり、かつて暮らしていた方々が残した荷物もあるため、

「一人暮らしの方の遺品整理」でも荷物の量はたくさんあるのが一般的です。

そこで、一軒家の場合は、どうしてもゴミの量が多くなって高くなってしまうでしょう。

 

3-2 作業時間が増える

部屋数が多い一軒家は作業時間が増え、遺品整理業者のスタッフの数も必要になります。

人数が増えるほど人件費も計上されるため、一軒家の遺品整理の料金は高くなることが多いです。

また、自分たちでゴミ処分をするときは、近所のゴミ収集場へと持っていくことになりますが、

遺品整理のような大量のゴミは直接処理場まで運ばなければなりません。

ゴミの量が増えるほどトラック何台分にもなります。

近いエリアに処分場があればいいですが距離によっては往復の時間が増えることも。

結果的に作業時間が多くなるでしょう。

 

3-3 ゴミ処分に細かな仕分けが必要

遺品整理業者に任せて処分を行ってもらう場合、ゴミ処分には「処分場までの運搬費・処分費用」がかかります。

処分する物の内容によって細かな仕分けをしなければなりません。

一般的な家庭ゴミのほか、家具や家電なども多いでしょう。

テレビや冷蔵庫、洗濯機などは、処分費用のほか、リサイクル料金も別途かかるのです。

 

3-4 ゴミ屋敷のようになっている

一軒家は荷物を置ける場所が多いことから、ふだんから片付けをしないとゴミ屋敷になってしまっていることもあるでしょう。

室内に大量の不用品があるだけでなく、庭や物置の方まで不要なものが溢れ返っているケースも少なくありません。

不用品を運び出すためにトラック数台分となり、費用が高くなることがあります。

また、空き家の期間が長い場合、本来リサイクルできそうな家具・家電も、劣化や故障で処分しなければならないことも多いです。

 

4.お金がかかってもプロへの依頼を検討すべき理由とは

お伝えしたように、戸建ての遺品整理の費用は20~80万円ほどにもなります。

ゴミの量や作業人数、作業内容、運搬時に必要な車両の台数、

周辺の状況などによっては、それ以上の追加費用がかかるケースもあります。

数十万円と聞くと高いと感じがちですが、お金がかかっても専門業者に依頼した方がいい理由をご紹介します。

 

4-1 遺品整理のための時間や手間がなくなる

遺品整理業者に依頼しない選択肢を選ぶ場合、「金銭面ではお得」になるかもしれません。

しかし、反面、親族たちの時間や体力がなくなり、精神的にも余裕がなくなることがほとんどです。

「遠方に住んでいる」「仕事で忙しく遺品整理の時間が確保しづらい」「ゴミ屋敷化して何から手をつければいいか困っている」など、

一軒家の遺品整理は自分たちで行うのは難しいケースは多いです。

特に、遠方の場合は、何度も遺品整理のために時間と交通費をかけるのは大変でしょう。

お金はかかりますが、専門知識のあるプロに任せられれば、自分の時間を削らずに済むメリットがあります。

 

4-2 段取りよくスムーズに片付く

親族だけで遺品整理をすると、故人の想い出の品を見ては片付けの手が止まる…というケースも多いでしょう。

しかも、家具や家電は一般的なゴミとは捨てる場所や捨て方も異なり、自治体や処分場などに電話で聞くなど手間がかかります。

大きな家具や家電を処分場に持っていくときには、運搬のための車を手配しなければならないこともあり、運び出すのにも労力がかかって大変です。

段取りが分からずに「今日はここまでしかできなかった」と予定通り片付けが進まないことは多々あります。

遺品整理業者に依頼すると、手慣れた手つきで段取りよく丁寧に作業を行ってくれます。

ただし注意したいのは業者の選び方。

「安い」という点を重視して価格だけで選ぶと、悪徳業者の可能性もあるので注意が必要です。

重要視したいのは実績の豊富さです。

有資格者が在籍し、これまでにたくさんの遺品整理の経験がある業者なら想定外の事態が起こっても柔軟な対応をしてくれます。

安心して任せられるでしょう。

 

4-3 親族同士の間で不公平感がなくなる

お伝えしたように、親族だけで行う遺品整理は、体力的・精神的にも負担です。
しかも、相続人が複数人いる場合、遺品整理に積極的に参加する人もいれば、

「遠方」や「仕事が多忙」などを理由にほとんど手伝わない方もいるでしょう。

これでは、率先して遺品整理を行っている人の労力だけが失われることになり、
何もやらない人に対しての不満がつのるだけです。

費用をおさえるために自分たちで行うときは、相続人が平等に手伝える場合を除いては
どうしても「やった人・やらなかった人」の不公平感は出るでしょう。

後からトラブルの原因にしないためには、業者に頼んで遺品整理を行い、
「遺品整理を業者に依頼した費用」として遺産から経費として捻出する方がいいかもしれません。

 

5.一軒家の遺品整理が不安な方へ~よくある疑問にお答えします!

一軒家の遺品整理について、よくある疑問とその回答をご紹介します。

 

5-1 【質問1】植木鉢や物置など、一軒家なので庭にも処分してほしいものがたくさんあります。これらの処分は可能でしょうか?

【回答】

一軒家はお庭があるケースも多く、植木鉢や庭石、植物などを処分したい方もいるでしょう。もちろん、これらのものも処分いたします。

また、物置の処分もご相談ください。
解体して搬出、ゴミとして処分できますのでお気軽にお問い合わせください。

 

5-2 【質問2】両親が住んでいた一軒家ですが、先祖代々の仏壇があります。特別な処分方法があるのでしょうか?

【回答】
亡くなった方を偲ぶための大切な仏壇があると、処分方法に悩みますよね。
継承できればいいですが、近年の住宅事情から簡単には引き継ぐことはできない方も多いかもしれません。
だからと言って粗末にも扱えませんし、「どうやって処分したらいいか」とお迷いの方はとても多いです。

仏壇は、通常「魂抜き」といって僧侶からの読経により供養を行ってから、引き取りや処分を行うことになります。

菩提寺や仏壇屋などに相談すると処分してくれるケースもありますが、あちこちに電話をして手配をするのは大変という方もいらっしゃるでしょう。

当社では、連携しているお寺にて仏壇処分の手配をさせていただきます。
ご不安な点はご相談ください。

 

5-3 【質問3】賃貸の一軒家です。退去日の関係で急いで遺品整理をお願いしたいのですが…。急な依頼でも早めに対応してもらえるものでしょうか?

【回答】
出来るだけ早く行ってほしいというご事情のある方もいらっしゃるでしょう。
特に、賃貸の退去日が迫ってくると「これだけの遺品整理を片付けるのは大変」という焦りもあるかもしれません。

当社では、急なご依頼の内容に合わせて24時間営業を行っております。

ご希望日の当社のスタッフの稼働状況にもよりますので、一度お問い合わせください。
詳しいお話をお聞きし対応させていただきます。

 

>>【参考コラム】

 

6.お気軽にご相談ください

近年は遺品整理を業者に依頼する方がとても増えてきました。

生活スタイルの変化や遺族の状況に合わせ、

上手に業者を利用していただければと思います。

 

6-1 遺品整理は業者に依頼してスムーズに

葬儀や諸手続きなど、家族が亡くなった後の遺族はとてもあわただしいです。

また遠方に住んでいたり仕事が忙しかったりと、なかなか遺品整理にまで手が回らないも-のです。

遺品整理を業者に依頼することで、時間や体力を温存することができます。

ご家族が「自分たちで全てやらないと」と気負う必要はないと私たちは考えております。

私たちも大切な思い出の家を心を込めて作業させていただきます。

 

6-2 まずはホームページやお電話でお問い合わせを

業者に遺品整理を依頼する場合は、見積りや打ち合わせをしっかり行うことが大切です。

これらをおろそかにすると、「予定通りに作業が終わらない」「費用がかさんでしまう」ことにもつながります。

思い出の品が多いからこそ後悔しない遺品整理をするなら、ぜひ信頼できる業者を選びましょう。

そしてお気軽にお問い合わせいただければと思います。

「遺品整理なんてまだ先のこと」だと躊躇せず、不安な点や相談ごとをお聞かせください。

少しでもお気持ちが軽くなるよう対応させていただきます。

7.まとめ

ここまで一軒家の遺品整理の費用について解説してきました。

もちろんこれは概算であり、個々の住宅の状況により金額は変わります。

いちばん最初にお話しした通り、年末年始は家族が集まる時期でもあります。

「亡くなった後のことなんて」と思わず、ご両親の終活の一環として話し合ってみてはいかがでしょうか。

その際に、この記事の内容が参考になりましたら、私たちも嬉しく思います。どうか良い年末年始をお過ごしください。

 

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