更新:2024年5月4日
「終活」の一環である生前整理も一般的に知られるようになり様々な場所で目するようになりました。
生前整理を行うことで、ご自身の資産をしっかりと把握したり、自分自身を見つめ直す機会を得たりと、さまざまなメリットを実感できます。
しかし、いざ生前整理を始めようとしても、どのような手順で進めれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、遺品整理や生前整理のプロ【きずな屋】の専門スタッフが、生前整理を進める際の断捨離の手順や、注意すべきポイントについて詳しくご紹介いたします。
1.生前整理で断捨離をする際の手順について
1-1 物を全て取り出す
1-2 物を分類する
1-3 不要な物を処分する
1-4 財産目録を作成する
1-5 相続するものと生前に贈与するものに分類する
1-6 エンディングノートか遺言書を作成する
2.生前整理で断捨離をする際の注意点について
2-1 計画を立てて進める
2-2 重要な書類や貴重品の管理
2-3 思い出の品の扱い
2-4 家族と相談する
3.生前整理で断捨離をする際の注意点について
4.まとめ
1.生前整理で断捨離をする際の手順について
生前整理で断捨離をする際は、以下の手順に沿って進めることがおすすめです。
1.物を全て取り出す
ものが多い状態ではなかなか作業ははかどりません、まずはお家の中にあるものを全て取り出してみることから始めましょう。
2.物を分類する
次に、全てのものを、「使うことがある物」と「使わない物」の2つに分けてみましょう。
ただし、必要性は個々人で異なるため、「今のところ使いたい物」と「そうでない物」に分類すると整理がしやすくなります。
また、物を整理する際には、使う頻度や思い入れ、将来の予定などを考慮することも大切です。
一度にすべて処分する必要はありません。ゆっくりと時間をかけて、自分にとって本当に大切なものを見極めていきましょう。
3.不要な物を処分する
家のなかのものを仕分けできたら不要と判断したものは、手放すようにしましょう。
一般ごみとして捨てたり、リサイクルショップに持ち込んだり、買取に出したりする方法があります。
4.財産目録を作成する
財産目録とは、自分の持っている財産を一つにまとめて管理するためのリストです。
自分の財産がどれくらいあるかを把握しておくことで、相続の手続きがスムーズに進めやすくなります。
5.相続するものと生前に贈与するものに分類する
「相続にするか、生前贈与にするか」は、どちらを選んでも問題ありません。
しかし、相続財産の金額によっては、残された家族が相続税を支払う必要が出てくることがあります。
そのため、相続財産の金額を事前に計算し、それに基づいて相続にするか、生前贈与にするかを決めるのが賢明です。
6.エンディングノート、遺言書を作成する
エンディングノートには、大切なメッセージを残しておくと良いでしょう。
伝えたい思いを記しておくことで、心のこもったメッセージを後に伝えられます。
一方、遺言書には財産の分配や相続人について明確に記載しておきましょう。遺言書は、財産をどのように分けるかを決定する重要な書類です。
エンディングノートには法的拘束力がないのに対し、遺言書には法的拘束力があることを理解しておくことが大切です。
生前整理で断捨離をする際の注意点について
生前整理で断捨離を行う際には、個人情報の適切な処分も心がけましょう。
目に見える物は整理しやすいですが、データや個人情報は見落としがちです。
中には家族に見られたくない情報もあるかもしれませんので、これらも忘れずに整理・処分することをおすすめします。
生前整理を行う際の注意点を、もう少し詳しく説明します。
1.計画を立てて進める
生前整理は一度にすべてを終わらせるのではなく、無理なく続けられる計画を立てて進めることが重要です。
整理する場所や項目ごとにスケジュールを組み、少しずつ進めていくことで負担を軽減し、効率よく整理を進めることができます。
2.重要な書類や貴重品の管理
銀行口座や保険、年金に関する書類、さらには不動産や投資に関する書類など、重要な書類や貴重品は特に慎重に管理する必要があります。
これらの書類は専用のファイルにまとめて保管し、所在を家族にも伝えておくと安心です。
また、デジタル化してバックアップを取ることも検討すると良いでしょう。
3.思い出の品の扱い
思い出の品は一気に処分せず、時間をかけて一つ一つ見直していくことが大切です。
写真や手紙など、感情がこもった品物はデジタル化して保存することで、スペースを節約しながらも思い出を残すことができます。
また、家族や友人と一緒に整理することで、思い出話を共有しながら進めることができます。
4.家族と相談する
生前整理はご自身だけでなく家族にも大きな影響を与えるため、事前に家族と十分に相談し、理解と協力を得ることが大切です。
家族にとっても大切なものが含まれている場合があるため、意見を聞きながら整理を進めることで、円満に進行させることができます。
家族とのコミュニケーションを大切にしながら、生前整理を進めていきましょう。
>>【参考コラム】
まとめ
今回は、生前整理で断捨離をする際の手順や注意点についてご紹介しました。
今回は、生前整理をする手順を6つのステップに分けてお伝えしましたが、1人で生前整理をすることは想像以上に大変です。
遺品整理のプロ【きずな屋】は、東京都小平市を中心に埼玉県・神奈川県・千葉県などで、遺品整理や生前整理を承っております。
そのため、生前整理を1人で行うことが難しい場合は、ぜひお気軽に当社までお問い合わせください。
この記事の監修者した人
株式会社 きずな屋 代表取締役 久保田満
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を長年担当してきたベテラン中のベテラン。
遺品整理やゴミ屋敷片付けの現場を的確に把握し信頼性の高い見積もりをお客様に提示することが高く評価されている。日々丁寧な仕事を心掛け様々な現場へを周りお客様の故人との思いをより反映できるような遺品整理を目指している。
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