更新:2023年10月20日
もうすぐ師走、年末となりました。
「年末のうちに」と急な遺品整理のご相談もいただくことが多いです。
事情は様々ですが、この時期の遺品整理は寒さもあいまって遺族だけで行うのは非常に大変です。
ここでは冬の急な遺品整理についてご説明します。
年末は何かとあわただしい時期でもあります。
スムーズな遺品整理のため、ぜひ最後までお読みください。
目次
1.急に片付けが必要になる場合
1-1 実家が賃貸、退去が必要
1-2 実家の売却が必要
1-3 年内に遺品整理をして、気持ちの整理をしたい
2.最短どのくらいで片付けられるのか
2-1 依頼から作業完了まで1週間ほど
2-2 それ以外に急ぐ場合は相談を
3.業者に依頼するポイント
3-1 先に形見分けを済ませておく
3-2 特殊な家財(ピアノなど)がある場合は別対応
3-3 予算や打ち合わせはしっかり
4.まとめ
1.急に遺品整理が必要になる場合
遺品整理に適した時期については「四十九日を過ぎてから」と言われます。
私たちもそれを目安に遺品整理の依頼をお受けするのですが、
場合によっては急な遺品整理が必要な場合もあります。
その中でも特に多いケースについていくつかご紹介します。
1-1 実家が賃貸、退去が必要
実家が賃貸出会った場合、家財を撤去して部屋を明け渡さなければなりません。
契約更新など状況は様々ありますが、家賃の支払いなど考えるとなるべく早めに片付けたほうが良いでしょう。
特に孤独死などの場合は明け渡しまでの日数があまりないことも多く、管理会社や大家さんの意向によりますが、
早めの立ち退きを求められることもあります。
この場合は遺品整理を急ぐ必要があります。
1-2 実家の売却が必要
遺産相続や納税などの事情から、実家を売却しそれらに充てる場合もあります。
その場合は少しでも早く遺品を片付け、家を売れるような状態にしなければなりません。
実家の売却のため「遺品整理を急ぎたい」というお話を頂くことはとても多いです。
この場合寒いとか年末だからと言っていられないので、急な遺品整理が必要になるのです。
1-3 年内に遺品整理をして、気持ちの整理をしたい
この時期の遺品整理で非常に多くなるのが「年内にお願いしたい」というご相談です。
日本人は12月を一年の締めくくりとして重要視しています。
年内に遺品整理をして、故人の思い出を整理して新年を迎えたいという思いが強い方が多いようです。
年末は不用品回収や遺品整理については依頼が多いため、
少しでも時間が取れればとスケジュールがかなりタイトになる場合が多いです。
2.最短どのくらいで片付けられるのか
短期間といっても「依頼した翌日に遺品整理」は、私たちもさすがに難しいです。
ここでは遺品整理に必要な最低限の期間などについてご説明します。
急な遺品整理が必要になった場合の参考にしてください。
2-1 依頼から作業完了まで1週間ほど
遺品整理の作業時間そのものはそれほど多くはありません。
家の間取りや状態にもよりますが、
●作業時間:1~2日
●作業人数:間取りにより異なる(一軒家だと4~5人)
●その他、クレーン付きトラックなど専用車輛が必要になる場合も
となります。
それに業者のとの打ち合わせを含めると、1週間ほどで遺品整理はできるのかなと思われます。
「思ったより時間は短いな」と思われた方も多いのではないでしょうか。
2-2 それ以外に急ぐ場合は相談を
先ほどあげたのは一例ですので、遺品整理をする家ごとに時間などは変わります。
ご相談によってはもっと早く遺品整理をしたいという依頼もあります。
その際は業者にご相談いただければと思います。できるだけお力になれるよう対応いたします。
3.業者に依頼するポイント
急な遺品整理が必要になった場合は、業者に依頼するのが一番おすすめです。
それでは、このような遺品整理を専門業者に依頼する場合の注意点についてご説明します。
3-1 先に形見分けを済ませておく
私たちが依頼を受ける際、「形見分けはなさいましたか?」と質問をしております。
短期間での遺品整理では、間違えて遺品を処分してしまうことが一番危惧されます。
思い出の品を大切に取り扱うためにも、あらかじめ形見分けを済ませておいていただきたいと考えています。
大切なポイントですのでぜひ留め置いていただけると幸いです。
3-2 特殊な家財(ピアノなど)がある場合は別対応
急な遺品整理の場合、対応できないものがあります。
例えばピアノなどは専門業者に回収を依頼する必要があります。
また骨董品や美術品は専門業者に整理をお願いした方が安心です。
このような品物がある場合は予定していた日数では作業が終わらない場合もありますので、ご了解いただきたく思います。
専門業者を紹介するなどもできますので、ご相談ください。
3-3 予算や打ち合わせはしっかり
急に遺品整理をする場合は、スケジュールや人員の確保について詳しい打ち合わせが必要になります。
打ち合わせや手配に時間配分を掛けることで、実際の作業がスムーズにできます。
年末に向けてお忙しいとは思いますが、メモやリストを作るなどして効率的に打ち合わせができると、
私たちもとても助かります。
>>【参考コラム】
4.まとめ
ここまで冬の急な遺品整理についてご説明してきました。
寒い時期の作業であること、年末であることから、業者に依頼した方がスムーズに遺品整理ができます。
しかし忙しいからこそ業者選びは慎重に行いましょう。
信頼できる業者を選ぶことで密度の濃い打ち合わせやスムーズな作業が可能になります。
「急なことは頼みづらい」と思わず、まず電話などでお気軽にお問い合わせください。
皆さまの遺品整理がよりよく進みますよう、お手伝いさせていただきます。
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