遺品整理はお金がかかる!?費用相場と料金を安くするコツ4選【プロが教える遺品整理コラム】

更新:2021年11月1日

はじめに

遺品整理にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
今回は遺品整理にかかる料金。そして費用や時間的負担を抑える方法まで、遺品整理について知っておきたい内容を一通り解説します。

 

遺品整理とは何か

 

遺品整理とは、故人に代わって、故人の生活用品や思い出の品の行先を決めていく行為です。供養の一つであり、故人との別れに向けた一連のセレモニーの集大成でもあります。

遺品整理は都合の良いタイミングで行う

遺品整理は、ほとんどの場合は急を要しません。遺品整理する方の都合の良いタイミングで行えばよいでしょう。
初七日や四十九日、新盆といった節目に、近しい親族が集うタイミングで行うケースが多いようです。

ただし故人が賃貸住宅に居住していた場合は、家賃を抑えるためにも、早々に遺品整理を済ませて住宅返還する方がよいでしょう。

遺品整理における2つの注意点

遺品整理では、思わぬトラブルが発生します。遺品整理に関する2つの注意点を確認しておきます。

遺品整理の注意点1:複数人の親族が集まった時に遺品整理する

故人に近しい親族が複数人いる場合は、皆が集まったタイミングで遺品整理するとよいでしょう。
一人の意向で遺品整理を進めると、親族間のトラブルの原因になりかねません。

遺品整理の注意点2:デジタル遺品への対処を忘れない

最近では、デジタル遺品も増加しています。
デジタル遺品とは、ネット銀行の口座・オンライン証券・デジタル機器に保管された遺品をさします。
生前から終活してもらって、デジタル遺品を残さない。またエンディングノートで遺品整理の際に分かるようにしてもらうなど、生前からの準備が大切です。

 

遺品整理の流れ3ステップ

 

遺品整理には、大きく分けて以下の2つの方法があります。
・遺族が遺品整理する
・遺品整理の専門業者に依頼する

いずれの方法にも共通する遺品整理の大まかな流れが、以下の3つのステップです。

1:遺言書やエンディングノートで故人の意向を確認する
2:取っておくものと処分するものに仕分ける
3:中古品の買取処分を依頼して、貴重品と形見だけにする

遺品整理で最後に手元に残るのは貴重品と形見のみ。それ以外は処分します。

そして遺品整理の難しさは、この大量に出現する廃品の処分です。忙しい毎日で時間が取りにくい時。また処分する家財が大量にある場合は、専門の遺品処理業者に依頼すると負担を軽減できます。

 

遺品整理にかかる費用、相場

遺品整理を専門の業者に依頼した場合の費用相場は、国土交通省が行った調査では1件あたり40万円程度でした。
遺品整理にかかる料金は、以下の要素を加味して設定されています。

・処分する荷物の量
・部屋の広さ
・派遣人数
・遺品整理に要する時間
・訪問日(土日祝日などは料金体系が異なる場合あり)
・集合住宅の場合、エレベーターの有無
・その他オプション

料金体系を公開している都内の複数の遺品整理業者の料金相場の平均値をまとめたものが以下の表です。部屋数毎の料金目安が示されています。

間取り 料金相場
1R・1K 30,000円 ~
1DK・1LDK 70,000円 ~
2DK・2LDK 120,000円 ~
3DK・3LDK 170,000円 ~
4DK・4LDK 220,000円 ~

(執筆者コメント:みんなの遺品整理(https://m-ihinseiri.jp/article-service/)など、上位表示される大手サイトの費用相場からそう乖離していない数字でしたので、今回は上記を採用いたしました。)

ただし部屋数が少ない場合でも大量の荷物があるれば、別途料金が加算されます。正確な金額は見積もりで確認しましょう。

 

遺品整理業者を見分けるコツは?

独立行政法人国民生活センターによれば、社会の高齢化で遺品整理の需要が増えると同時に、悪質な遺品整理業者による被害の報告も増えています。

遺品整理業者との主なトラブル内容

独立行政法人国民生活センターの調査によれば、遺品整理業者との主なトラブルは以下の4つです。
・作業当日に想定外の追加料金を請求された
・高額なキャンセル料を請求された
・遺品整理を依頼し契約したが、作業が始まらない
・残しておきたかった遺品を処分された

悪質な遺品整理業者の被害に遭わないための2つのポイント

こういった悪質な遺品整理業者の被害を食い止めるポイントを、環境省および独立行政法人国民生活センターの手引きを参考にまとめました。
・不用品処分の公的資格(一般廃棄物処理業許可)を持った業者か
・料金体系を明示しているか
・訪問見積もりサービスはあるか
・貴重品は事前に仕分けておく

詳しく解説していきます。

遺品整理の優良業者を見分けるポイント1:資格の有無

遺品整理需要に便乗した、無資格の違法な業者に依頼すると、思わぬトラブルに巻き込まれることも。
家庭から排出される廃棄物を処分するには環境省の許可を得た「一般廃棄物処理業許可」の所持が義務付けられています。

工場や企業の廃棄物を処理する「産業廃棄物処理業許可」や、「古物商の許可」では、遺品整理の廃棄物処分は請け負えません。

遺品整理を業者に依頼するときは、「一般廃棄物処理業許可」の所持を確認しましょう。

またこちらは必須資格ではありませんが、一般社団法人遺品整理士認定協会の認可を受けた遺品整理士は、各種法令の知識もあるスペシャリストです。慣れない遺品整理で不安な気持ちに寄り添った、的確なアドバイスや対応も期待できるでしょう。

遺品整理の優良業者を見分けるポイント2:料金体系が明確で訪問見積もり対応する

遺品整理業者のほとんどが、無料で訪問見積もりサービスを実施しています。これは、実際の荷物の量や内容を確認しないと、正確な見積もり金額を算定することが困難なためです。
極端に料金が安い業者は、追加料金を請求される可能性も考えられますので、見積もり内容を納得いくまで確認し、密に打ち合わせをしましょう。

また遺品整理の作業当日に追加料金を請求されることを回避するためにも、複数業者で訪問見積もりを依頼することが大切です。

 

遺品整理の料金を安くするコツは?

自分で遺品整理すれば、粗大ゴミや家電ゴミを処分するための費用や、大量のゴミを運搬するためのトラックなどをレンタルする料金だけで済みます。しかし遺品整理には時間と膨大な手間、そして労力が必要です。忙しい日々の傍に行うのは、容易ではありません。

そこで遺品整理業者に安く依頼するための、4つのコツを紹介します。

 

遺品整理料金を安くするコツ1:元気なうちに終活を進めてもらう

親族が元気なうちに終活を進めれば、遺品整理の負担を大幅に軽減できます。終活というと、ネガティブな気持ちになる方も居られるでしょう。ただ単身高齢者であるほど、もったいない意識から部屋に不要なものを溜め込み、住空間を不衛生にしがちです。溢れた不用品につまずいて怪我する、といったケースもあります。安全に暮らすためのきっかけとして、家族も一緒に終活するとよいでしょう。

遺品整理料金を安くするコツ2:複数の遺品整理業者に見積もり依頼する

遺品整理業者を探す際は、必ず3〜4社は見積もりをとりましょう。自分に必要な最低限度のサービス内容は何か明確にした上で、サービス内容、誠実な対応が期待できるか、追加料金の有無といった点を検討して業者を選定します。

遺品整理料金を安くするコツ3:処分する荷物を減らす

遺品整理の料金を大きく左右するのが、処分する荷物の分量です。自分で簡単に処分できるものは処分し、廃棄処分に困るものだけを遺品整理業者に依頼すれば、費用を大幅に節減できます。

遺品整理料金を安くするコツ4:専門の買取業者を活用する

遺品整理業者には買取サービスを実施している業者もあります。しかし必ずしも高価買取とは限りません。専門の中古品買取業者に依頼した方が、高値で買取される可能性もあります。家財が買取されれば、遺品整理にかかる費用に充当できるでしょう。

 

まとめ 遺品整理をお探しの方にむけて

遺品整理は、故人の歩みに思いを馳せ、最後の別れを告げるものです。
しかし成人が生活のために所有する家財は膨大ですから、遺品整理は労力と時間を要する作業でもあります。

遺品整理業者に依頼すれば、安心して面倒な作業を依頼できます。また短時間で遺品整理が完了するのも魅力です。

故人を心穏やかに悼むためにも、遺品整理業者の助けを上手に借りることを検討するとよいでしょう。

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